文学科 文芸・思想専修
MESSAGE
創る、読む、考える
コトバと向き合う4年間
Department of Letters
Course in
Philosophy and
Creative Writing
立教大学
池袋キャンパス
OBJECTIVE
膨大な作品に触れ、
感受性を鍛え、
新たな表現を創造する人を育てます。
文芸・思想専修の3つの特色
この専修で学べることとは?
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文芸と思想を、
横断しながら学ぶ。1創作や批評の実践を志す「文芸」と、生きることの意味や存在の根源について思索する「思想」。これらを連続する一つの学問領域と捉え、横断して学んでいく立教だけのユニークな枠組みです。
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少人数の演習で
膨大な作品に触れる。2より多くの作品に触れ、より深い思考力を養うために、これまで触れたことのないような哲学や戯曲、現代小説などを精読し、学生同士で相互に批評し合います。
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多様な講義科目。
3サブカルチャーや広告の社会的役割、詩を支えている論理、ジェンダー論など、さまざまな講義を通し、ものの見方や考え方、関心の幅を大きく広げることができます。
文学科は5つの専修から1つを選択。
他専修の科目も興味に応じて履修可能です。
立教大学文学部の文学科は、英米文学専修、ドイツ文学専修、フランス文学専修、日本文学専修、文芸・思想専修の5つの専修で構成されており、入試や合否の判定は専修ごとに行います。
学生は各専修に所属してそれぞれの専門科目を学びながら、同時に他専修の科目も履修することができます。また、他学科の単位も取得が可能です。
文芸・思想専修で
身に付く能力・知識
この専修で育まれる力とは?
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あらゆる文学作品を
読解する力。演習を中心とした少人数教育で、多くの作品に触れ、2年次では厳選された文芸などの基礎文献をじっくり分析し、本格的な読解力を養います。
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広く、深く、思考する力。
演習では、議論を通してさまざまな考え方に触れ、思考力を養います。講義科目では、触れたのことのない考え方や、思いがけない世界のビジョンを学び、ものの見方や考え方、関心の幅を広げます。
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自分の考えを発信する力。
ゼミ形式のディベートや課題、学生同士の作品批評などにより、他者の考えを受け取る心とともに、自分の考えを発信する力が身に付きます。また、卒業論文や卒業制作では、論文の他に、小説や脚本などの作品を制作することもできます。
Q.「文芸・思想専修で学ぶ」とは、
どういうこと?
A.二つの学問を横断して学ぶことで、
「読んで、考えて、生きて、表現する」人になることです。
「読んで、考える」だけではなく、「表現する」だけでもなく、「読んで、考えて、生きて、表現する」。それが文芸と思想を横断する学びです。ここには、他にはない刺激とスリルに満ちた4年間が広がっています。
第一線で活躍する作家に、
表現を学ぶ。
川端康成や坂口安吾、林芙美子など、明治以降の日本の小説を中心に読み、創作の秘密に迫る「小説創作論」や、現代詩の歴史を踏まえながら詩作品を読解し、詩作の基礎を学ぶ「詩創作論」など。文芸・思想専修では、創作に取り組める授業を多数設けています。
それらの授業を担当するのは、芥川賞をはじめ、サントリー学芸賞などを受賞したことのある現役の作家、詩人、創作表現者たち。卒業論文や卒業制作では、これら第一線で活躍する教員による少人数指導のもと、自分が読んで考えたことを論理的に表現する論文や、小説、詩、脚本といった作品制作に取り組みます。
「文学を研究するだけでなく、自ら作品を作りたい」。そう希望する学生の声に応えるために、文芸・実践的な学びの環境を整えています。
例えば、
こんなことも
文芸・思想専修の
学びです。
文芸・思想専修の教員の専門分野と演習テーマ
教員一覧を表示する氏名 | 専門分野と演習テーマ | リンク |
福嶋 亮大 | 文芸批評、東アジア文化論/文学とサブカルチャーを多面的に分析する | 研究者情報 |
蜂飼 耳 | 詩人・小説家/詩、小説、児童文学などの文芸作品の創作および批評を展開する | 研究者情報 |
林 文孝 | 東洋思想論、中国哲学/中国伝統思想のテキストからその潜在的意義を読み取る | 研究者情報 |
林 みどり | ラテンアメリカ思想文化史/西洋と非西洋間の思想・文化の流通・消費・再生産を分析する | 研究者情報 |
菅野 聡美 | 政治文化論、日本思想/文学・芸術・思想を通して日本の近現代を考察する | 研究者情報 |
大熊 玄 | 日本哲学、宗教学 | 研究者情報 |
渡名喜 庸哲 | 西洋哲学、フランス現代思想/哲学を通じて現代の社会・技術を多角的に分析する | 研究者情報 |
文学の歴史だけではなく創作法も知りたい、作家が辿ってきた思想も気になる、哲学において文学はどのように扱われているのだろうか…と多くの興味を抱え、どの分野を専攻すべきか決められずにいました。そんな時、文学を根底に創作と思想を横断して学ぶことができる環境があると知り、本専修への進学を決意しました。
文芸・思想専修 鈴木 茉里さん大学案内2025より
先生方も学生も個性的で、自分の考えをしっかり持ち、好きなことに取り組んでいる自由な雰囲気が心地よかったです。授業外でも、先生の研究室でドイツの哲学書を輪読する読書会が開かれたり、フランス哲学の未邦訳の原書を一緒に解釈する講読会が開かれたりするなど、多様な学びの場が設けられていることも魅力的でした。
文芸・思想専修 井原 槙太郎さん大学案内2024より
関連リンク
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