自身の専門性と強みを理解し、他者に伝える力を養う
理学部
2023/01/23
キャリアの立教
OVERVIEW
学部独自のキャリア教育をご紹介します。
理学部は、大学院進学者が約3割にのぼり、各学科で就職先の主な業種の傾向が異なるため、独自のキャリア支援を展開しています。理学部での学びを通して鍛えられる科学的知見や論理的思考力、粘り強く課題と向き合い解決に導く力に加え、自身の専門性を他者に伝えるコミュニケーションスキルなども育み、学部で学んだ考え方を社会で実践・応用できる力を身に付けることを目指しています。
学生が自分の可能性に気づき、目標実現のために歩んでいけるよう、きめ細かい支援を行っています。
学生が自分の可能性に気づき、目標実現のために歩んでいけるよう、きめ細かい支援を行っています。
キャリア意識を形成する正課科目
「理学とキャリア(SAL1)」
多くの理学部生が受講する「理学とキャリア(SAL1)」
キャリアを考えるきっかけや土台づくりとなる科目。理学部卒業生や企業人による講義、大学院学生のTA(ティーチングアシスタント)の体験談、グループワークを通して、学部での学びを社会でどのように生かすことができるかを理解し、考える力を養います。ゲスト・スピーカーの中には起業家や海外で働く方の姿もあり、多様なキャリアについて知り、視野を広げることも目的としています。
「サイエンスコミュニケーション入門(SAL2)」
特定の分野の専門知識を持たない人にも、専門的な内容を正しく分かりやすく伝える、サイエンスコミュニケーションの手法を学ぶ科目。書く、表現する、発信するといった「科学を伝える力」を鍛えます。学部独自のキャリア・就職支援プログラム
理学部生のためのキャリアガイダンス
就職活動のスケジュールや自己分析の進め方など、理学部ならではのキャリア・就職活動のポイントを理解した上で、自身の強み・専門分野を言語化するスキルの獲得を目指します。大学院進学希望者に向けたプログラムも実施。
理学部生のための就職ガイダンス
内定を得た先輩や大学院生のリアルな体験談を聞くことで、視野を広げてキャリア選択の機会を増やしたり、自分らしい生き方・働き方について考えたりするきっかけを得ます。
面接ガイダンス
科学の専門知識や研究内容に関する質疑に答える「技術面接」について知り、客観的に自分と向き合いながら、学びを強みに変換する力や、適切なコミュニケーション力を養います。
その他の取り組み
- キャリアサポーターによる支援
キャリアセンターのキャリア相談に加え、理学部キャリアサポーターが進学や就職に関する個別の相談に応じています。
- 多彩なプログラムの開催
卒業生による企業説明会や、企業分析に役立つ決算書の見方セミナー(2021年度)、研究の伝え方セミナーなど、さまざまなプログラムを開催しています。
※本記事は季刊「立教」262号(2022年11月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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