キャリアの立教
自分らしい人生を切り拓く力を
2022/01/11
キャリアの立教
OVERVIEW
「キャリアの立教」を掲げ、質の高いキャリア・就職支援を行ってきた立教大学。朝日新聞EduAにて発表された「就職偏差値が上がった大学」ランキング※で1位となり、その評価を確かなものとしています。就職という“点”だけでなく、その後のキャリアまで見通した“線”で支えるサポートとは。社会で活躍する卒業生の姿も交えてご紹介します。
※大学通信が算出した、大学の就職力を表す「就職偏差値」を2010年と2020年で比較し、数値が上がった大学を規模別に可視化。2021年3月に発表された、主要企業就職者200人以上のランキングにおいて、本学は10年間で2.2ポイントアップし1位に。
多様な学びや経験がキャリアを切り拓く力となる
立教大学は、キャリアを「仕事・職業を含めた、自立した個としての自分らしい人生のあり方」と捉え、就職=ゴールとは考えていません。人生において、自らの意思で将来を見据え、主体的に考えながらキャリアを切り拓いていく力が大切だと考えます。その力は、学生生活での学びや経験を基盤にして築かれるもの。そのため、1年次から参加できるプログラムを多数展開し、学生が多くの経験や多様な価値観に触れ、「学ぶ力」「考える力」を身に付け視野を広げる環境を用意しています。
立教のキャリア・就職支援は、各種プログラムなど年次に応じて段階的に行うキャリアセンターのサポートと、専門性を生かした学部独自のサポートの両輪で成り立っています。また、多くの卒業生がさまざまな形で関わり、学生目線に立った支援を行うことも特色の一つです。
将来、自分はどのような職業に就き、どのように社会に貢献していきたいのか。自身に問いかけ、意識的に日々を積み重ねていく中で「自ら考え、行動する力」が培われていきます。就職実績や卒業生の活躍にはそうした成果が表れており、立教のキャリア・就職支援の充実度、そして立教生のポテンシャルの高さを示す証明となっています。
立教のキャリア・就職支援は、各種プログラムなど年次に応じて段階的に行うキャリアセンターのサポートと、専門性を生かした学部独自のサポートの両輪で成り立っています。また、多くの卒業生がさまざまな形で関わり、学生目線に立った支援を行うことも特色の一つです。
将来、自分はどのような職業に就き、どのように社会に貢献していきたいのか。自身に問いかけ、意識的に日々を積み重ねていく中で「自ら考え、行動する力」が培われていきます。就職実績や卒業生の活躍にはそうした成果が表れており、立教のキャリア・就職支援の充実度、そして立教生のポテンシャルの高さを示す証明となっています。
立教生の主な就職先ー30年前との比較
30年前との大きな違いは、情報系企業が1位を含め20位以内に3社ランクインしていること。製造業の減少や公務員の増加も顕著です。金融・保険に強いことは、今も昔も変わらない立教の特徴といえます。
立教のキャリア・就職支援
働くことや就職活動について知り、大学生活や人生を考えるきっかけとなる多彩なプログラム。コロナ禍においてもキャリアセンターはオンラインを活用し、積極的な支援を続けています。その一部を目的別にご紹介します。
全体の動きを知る
キャリアデザインガイダンス(1年次)/キャリア・就職ガイダンス/就職ガイダンス/就活本番直前ガイダンス(3年次)
キャリア・就職支援の柱となるプログラム。「目標を持って大学生活を送ることの重要性を知る」「就活前にできることを知る」「これからの行動計画を立てる」「業界・企業研究の目的を理解する」など、毎回テーマを掲げ、ポイントを伝えます。
キャリア・就職支援の柱となるプログラム。「目標を持って大学生活を送ることの重要性を知る」「就活前にできることを知る」「これからの行動計画を立てる」「業界・企業研究の目的を理解する」など、毎回テーマを掲げ、ポイントを伝えます。
個別のフォローを受ける
キャリア相談
就職活動や将来のキャリア、学生生活についてなど、キャリアカウンセリングに熟練した相談員がアドバイスします。2020年3月からはオンラインで実施。現在、20人のカウンセラーが、週200件ほどの相談に応じています。
就職活動や将来のキャリア、学生生活についてなど、キャリアカウンセリングに熟練した相談員がアドバイスします。2020年3月からはオンラインで実施。現在、20人のカウンセラーが、週200件ほどの相談に応じています。
視野を広げる
社会を知る講座
ビジネスの最新トレンドをテーマに、企業の実務担当者などを学内OB・OG訪問会
さまざまな業界のOB・OGとの対話から、仕事内容、働きがいなどへの理解を深めます。2020年5月からはオンラインで実施。体験から学ぶ
スタディツアー
実際に企業を訪問し、職場見学や社員の方々との懇談を通して、会社や仕事、社会人の思考などについて理解を深めます。2021年度は対面とオンラインで実施。
2021年度受入企業
電通デジタル/日本アイ・ビー・エム/日本政策金融公庫/野村不動産/マクロミル/丸紅/三井住友銀行/リコージャパン 他
2021年度受入企業
電通デジタル/日本アイ・ビー・エム/日本政策金融公庫/野村不動産/マクロミル/丸紅/三井住友銀行/リコージャパン 他
立教型インターンシップ
自身の成長と企業等への理解を促す「就業体験」の一環として実施している本学独自のプログラム。昨今の変化を把握し、社会との接点を持ちながら「働く」ことのイメージを形作ってほしいと、2021年度は対面、オンライン、ハイブリッドの3パターンで実施。
立教人から見る「キャリアの立教」1
社会の第一線で活躍しながら、先輩として立教大学のキャリア・就職支援に関わる卒業生に、自身の体験や立教の強みなどについて聞きました。
卒業生と在学生の間にあるWin-Winの関係が立教の強み
MIHARA Takuya
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド
三原 卓也 さん
2013年経済学部経済政策学科卒業。三井物産、ゴールドマン・サックス証券を経て、2021年より現職。卒業生として立教大学の在学生サポートにも関わる。
総合商社、証券会社を経て、外資系のコンサルティング企業で勤務しています。立教大学で培われた知的好奇心こそが、私のキャリアパスにつながっていると感じます。自らテーマを選んで心ゆくまで探究できるゼミナール、興味の赴くままに幅広い教養を得られるリベラルアーツ教育といった学びの環境が、「もっと知りたい」「もっと成長したい」という気持ちを育んでくれました。
三原 卓也 さん
2013年経済学部経済政策学科卒業。三井物産、ゴールドマン・サックス証券を経て、2021年より現職。卒業生として立教大学の在学生サポートにも関わる。
総合商社、証券会社を経て、外資系のコンサルティング企業で勤務しています。立教大学で培われた知的好奇心こそが、私のキャリアパスにつながっていると感じます。自らテーマを選んで心ゆくまで探究できるゼミナール、興味の赴くままに幅広い教養を得られるリベラルアーツ教育といった学びの環境が、「もっと知りたい」「もっと成長したい」という気持ちを育んでくれました。
左:ゼミで参加した証券ゼミナール大会/右:卒業式にて。ゼミの指導教員である渡辺茂先生(現・名誉教授)を囲んで
現在、仕事の傍ら、OB・OG訪問会や模擬面接会などで立教生のサポートに関わっていますが、私自身も立教のキャリアセンターのプログラムから大きな気付きを得ることができました。私の最初の就職先は三井物産ですが、もともとは「自分が大手総合商社に入社するのは難しい」と思い込んでいました。しかし、実際に働く先輩と直接話をすることでリアリティを感じ、自分もチャレンジしてみようと思ったのです。他にも、さまざまな業界で活躍する卒業生が自己PRや志望動機をどのように組み立てていったかが分かる学内OB・OG訪問会は、とても有意義な機会でした。
在学生と接する中で感じる彼ら・彼女らのキャリア観は、私にとっても大きな刺激となっています。卒業生と在学生との間にWin-Winの関係があること、そして自身が受けたサポートを後輩に受け継いでいきたいという熱心な卒業生が多数いることは、立教のキャリア・就職支援の強みだと思います。
在学生と接する中で感じる彼ら・彼女らのキャリア観は、私にとっても大きな刺激となっています。卒業生と在学生との間にWin-Winの関係があること、そして自身が受けたサポートを後輩に受け継いでいきたいという熱心な卒業生が多数いることは、立教のキャリア・就職支援の強みだと思います。
立教人から見る「キャリアの立教」2
「起業」という手段で自らのキャリアを切り拓く立教人も多数。
2021年7月に開催したオンライン公開講演会「若手起業家が語る!『起業』という選択」の一部を掲載します。
2021年7月に開催したオンライン公開講演会「若手起業家が語る!『起業』という選択」の一部を掲載します。
※本記事は季刊「立教」258号(2021年11月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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