コロナ禍でのキャリア・就職支援の変化
キャリアセンター
2021/12/08
キャリアの立教
OVERVIEW
2020年度、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、キャリアセンターは、「支援を止めない」を合言葉に、いち早くプログラムのオンライン化を進めました。
2021年度は、引き続きコロナ禍であることを鑑みつつ、キャリア・就職支援にあたっては、プログラム規模やインタラクティブに実施することの効果などを検証し、対面/オンライン/ハイブリッドの中で最適なものを選択しながら支援をしています。
今回は、オンラインへ切り換え、その利点を生かすなど、変化したキャリア・就職支援についてご紹介します。
キャリア相談<オンライン>
進路選択や就職活動は初めて経験することの連続で、誰でも疑問や不安はあるもの。キャリアセンターのスタッフが1対1で40分間相談を受けます。2020年3月よりZoomを使いオンラインで実施。現在、20人のカウンセラーが、週300件ほどの相談を行っています。
Web合同相談会<オンライン>
「コロナ禍で気軽に質問ができない」「就職活動中の自分以外の立教生がどうしているのか分からなくて不安」といった声に応えるため、2020年5月より始めたプログラムです。事前に受け付けた質問に、キャリアセンター職員がLIVE配信でお答えします。「ちょっとした疑問が解消できてよかった」「不安なのは自分だけではなかった」といった声が寄せられています。
立教型インターンシップ[2・3年次生・院1年次生対象]<オンライン/対面/ハイブリッド(対面とオンラインの併用)>
学生自身の成長と企業等の理解を促す「就業体験」を重視したキャリア形成の一環として、2003年から実施している本学独自のプログラムです。
さまざまな変化を余儀なくされた「いま」だからこそ、その変化を把握し、社会との接点を持ちながら「働く」ことのイメージを形作ってほしいと考え、2021年度は対面/オンライン/ハイブリッドの3つのパターンで実施※1。42社・団体に118人の学生を派遣予定です。
※1 新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、実施形式、日時を変更する可能性があります。
さまざまな変化を余儀なくされた「いま」だからこそ、その変化を把握し、社会との接点を持ちながら「働く」ことのイメージを形作ってほしいと考え、2021年度は対面/オンライン/ハイブリッドの3つのパターンで実施※1。42社・団体に118人の学生を派遣予定です。
※1 新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、実施形式、日時を変更する可能性があります。
面接実践[4年次生・院2年次生対象]<オンライン/対面>
キャリアセンタースタッフが面接官役を務め、本番に近い状況での面接の実践と、面接官役からのフィードバック、自身も交代で面接官役を体験することで、自身の課題を理解するためのプログラムです。
企業などの面接は、対面/オンラインとも実施されるようになりました。どんな面接でも基本は変わりませんが、注意すべきポイントは少しずつ違うため、対面/オンラインで「面接実践」を行っています。
企業などの面接は、対面/オンラインとも実施されるようになりました。どんな面接でも基本は変わりませんが、注意すべきポイントは少しずつ違うため、対面/オンラインで「面接実践」を行っています。
スタディツアー[1・2年次生対象]<オンライン/対面>
キャンパスの外に出て実際に企業を訪問し、社会や企業の仕組みについて理解を深めることを目的に、1・2年次生を対象として、秋季臨時休業期間等に実施しています。2020年度参加者のアンケート結果で、オンラインでのスタディツアーは学生から高い評価を得ている一方、学生にとって、企業に直接足を運ぶことは得難い経験であり、学生からも「直接企業訪問をしたい」というニーズが根強くあるため、今年度は対面/オンラインの2つのパターンで実施※1する予定です。
※1 新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、実施形式、日時を変更する可能性があります。
※1 新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、実施形式、日時を変更する可能性があります。
学内OB・OG訪問会<オンライン>
さまざまな業界で活躍するOB・OGとの懇談を通じて仕事や働くことについて考えてもらう全学年対象のプログラムです。
2020年10月よりGoogle Meetを使用し、1回につき20人ほどのOB・OGに参加いただき実施しています。オンラインになったことで、地方はもちろん、海外で働く方や、育児休業中の方などの参加も容易になり、より多くのロールモデルを示すことができるようになりました。
2020年10月よりGoogle Meetを使用し、1回につき20人ほどのOB・OGに参加いただき実施しています。オンラインになったことで、地方はもちろん、海外で働く方や、育児休業中の方などの参加も容易になり、より多くのロールモデルを示すことができるようになりました。
GLC特別講座「コロナ禍での働き方の変化」<オンライン>
コロナ禍で、学生生活は大きく変化しました。では、働き方はどうなのか?コロナ禍での働き方の変化のリアル、そして、コロナ禍を経験したことにより見えてきた変わることのない働く上での大切なことなどを学生たちに伝えたいと企画。「立教グローバル/ローカルキャリア支援ネットワーク(GLC)」の第1期および第2期のメンバーと連携して、5月26日に実施しました。
参加学生の声
- 今の時代に沿ったリアルタイムの話が聞けて有意義だった
- コロナ禍でいろいろなことをネガティブに考えてしまう中、あまり考えすぎないことも大切という言葉が心に残った
- キャリアや今の自分について考えるきっかけをいただいた
- コロナ禍における自分の在り方や、これから求められることを知ることができた
- コロナ禍でのシフトチェンジについて知ることができた
- コロナ禍でもやる気さえあれば状況に対応して仕事ができるということを知れて励みになった
※本記事は季刊「立教」257号(2021年7月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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