人は誰しも、何かの「天才」——自分らしさを見つける教育を広げるために
株式会社教育と探求社 代表取締役社長 宮地 勘司 さん
2022/11/08
立教卒業生のWork & Life
OVERVIEW
本学の講義やイベントで講師を務めた、立教卒の“リーダー”たちの言葉をご紹介します。
クエストエデュケーションでは、生徒はフィールドワークやアンケート調査、グループディスカッションなどに取り組む
激しく変化する現代社会に対応できるよう、教育の在り方を革新し、生徒たちの「生きる力」を育みたい—そうした思いから、教育と探求社では中高生向けに、社会と関わりながら主体的に学ぶ学習プログラム「クエストエデュケーション」や、その成果を発表する「クエストカップ全国大会」などを展開しています。
レストランやホテルを経営する家業を継ぐために大学では観光学科に進学したものの、アルバイトに明け暮れる日々。ただし、国際関係や「世界の本質」のようなものを考えることは好きで、新聞や本をよく読んでいました。そのかいあってか、日本経済新聞社に合格、入社することに。
新聞というメディアを使ってさまざまなビジネスを展開する中、企業経営者と高校生の交流イベントを企画する機会がありました。生徒たちが目を輝かせて大人と意見を交わす姿を見て「教育こそが世界を変える」と確信。教育業界に突き進む決意をして、現在の会社を設立しました。
予測不能な出来事が多発する現代社会では、知識を暗記するだけでは太刀打ちできません。大切なのは、「自分ならではの特別な能力」を発揮すること。勉強が得意な人もいれば、芸術や発想力に優れた人もいる。人は誰しも何かの「天才」であり、「やりたいこと」や「得意なこと」に、そのヒントが隠れています。いろいろなことに挑戦し、自らの「天才性」を見つけてください。
※2021年度全学共通科目「立教OBOGの『社長の履歴書』」のゲスト・スピーカー(講師)として登壇した講義の採録です。
レストランやホテルを経営する家業を継ぐために大学では観光学科に進学したものの、アルバイトに明け暮れる日々。ただし、国際関係や「世界の本質」のようなものを考えることは好きで、新聞や本をよく読んでいました。そのかいあってか、日本経済新聞社に合格、入社することに。
新聞というメディアを使ってさまざまなビジネスを展開する中、企業経営者と高校生の交流イベントを企画する機会がありました。生徒たちが目を輝かせて大人と意見を交わす姿を見て「教育こそが世界を変える」と確信。教育業界に突き進む決意をして、現在の会社を設立しました。
予測不能な出来事が多発する現代社会では、知識を暗記するだけでは太刀打ちできません。大切なのは、「自分ならではの特別な能力」を発揮すること。勉強が得意な人もいれば、芸術や発想力に優れた人もいる。人は誰しも何かの「天才」であり、「やりたいこと」や「得意なこと」に、そのヒントが隠れています。いろいろなことに挑戦し、自らの「天才性」を見つけてください。
※2021年度全学共通科目「立教OBOGの『社長の履歴書』」のゲスト・スピーカー(講師)として登壇した講義の採録です。
※本記事は季刊「立教」261号(2022年7月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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プロフィール
PROFILE
宮地 勘司(みやじ かんじ) さん
1963年長崎県生まれ。
立教大学卒業後、日本経済新聞社に入社。2002年、日本経済新聞社内に教育開発室を創設。2004年、教育と探求社を設立。全国の中高生が企業の課題に取り組む教育プログラム「クエストエデュケーション」などを提供。累積導入校数は2,000に上り、2022年度は全国37都道府県300校、5万7,000人の中高生が受講している。