まずは行動してみること。 それが世界に飛び込む 第一歩

株式会社エイチ・アイ・エス タイ・バンコク支店 大谷 知也 さん

2018/04/05

立教卒業生のWork & Life

OVERVIEW

観光学部を卒業し、現在はHISのタイ・バンコク支店で働く大谷 知也 さんからのメッセージです。

支社はバンコクの繁華街にある

いま、タイでは日本への旅行が大ブームとなっている。株式会社エイチ・アイ・エス バンコク支店に勤める大谷知也さんも、日本へ向かうタイ人と日本から来る観光客の旅行手配に毎日大忙しだ。

大谷さんは入社3年目に自ら海外勤務を希望し、翌年からタイに赴任した。
「タイに来てもうすぐ丸3年、日々日本とのギャップを楽しみながら仕事をしています。この日本旅行ブームは私たち旅行会社にとって大きなチャンス。自分次第でチャンスが広がる環境を存分に生かして、仕掛けづくりを進めたいと思っています」

就職先を選ぶ際に彼が条件としたのは、旅行業であることと海外赴任ができることだった。エイチ・アイ・エスと出合い、「ここしかない」と思った。「就職活動中は『分からないことは人に聞く!』をモットーに、サークルの先輩やOB・OGの皆さんに話を聞いてもらい、アドバイスをいただきました。さまざまな方と話すうちに、自分の考えを明確にできたことが、就活成功のカギだったと思います」
旅行業に就く大谷さんにとって、観光学部の授業はいまの仕事に直結したものが多かった。なかでも印象に残っているのは、産学連携事業「埼玉地域交流フットパスプロジェクト」だ。武蔵野銀行との連携のもと、埼玉県羽生市と行田市のまち歩きマップを制作。さらに地域住民向けのまち歩きイベントを企画・開催した。

「プロジェクトを進めるには、旅行者の動線を確認し、行程をきちんと想定して計画を立てることが重要でした。資料だけで足取りを構築するのではなく、現地へ実際に足を運んで地域の歴史や観光資源などの情報を集めました。自らの目で見つけたものも多く、より深みのあるマップが作れたと思います。困難にぶつかった時には、まずは行動してみることで打開策が見つかると身をもって学ぶことができました」
その思いはタイで働くいまも変わらない。

「将来的には、日本国内でインバウンド事業に携わりたいと思っています。現在タイ人、日本人を相手に仕事をしていて、それぞれの文化や考え方の違いに触れ、新しい視点が多々生まれました。今後は世界各国の人を相手にして、もっと広い世界を見て仕事がしたいですね」
今後の夢に向かって大谷さんは立ち止まることはない。ただまっすぐに“行動” あるのみだ。

学生時代、「埼玉地域交流フットパスプロジェクト」の展示報告

バンコクの水かけ祭りには国内だけでなく世界中から参加者が集まる

プロフィール

PROFILE

大谷 知也 さん

株式会社エイチ・アイ・エス タイ・バンコク支店
2012年観光学部観光学科卒業

※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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