公開講演会「2024年アメリカ大統領選挙をめぐって」
INFORMATION
アメリカ研究所はこれまで大統領選挙と中間選挙の年にシンポジウム、あるいは講演会を開催してきたが、今年は「2024年アメリカ大統領選挙をめぐって」と題する講演会を開催し、アメリカの大学で長年教鞭をとり、アメリカ外交・日米関係に精通する清水さゆり氏(ライス大学)を招請し、今年の大統領選挙の結果の分析と、選挙結果がアメリカの政治、外交、社会、さらに日米関係に与える影響について多角的に検討、議論する。併せて、清水氏には在ヒューストン(テキサス州)の立場を活かし、日本ではなかなか報道されない南部の政治・社会動向についても、お話をしていただく予定である。司会兼討論者の佐々木は清水氏の報告に対し、コメント、質問を行い、併せて一般の参加者との質疑応答の時間を設ける。本講演会を通じて、現代アメリカに関する理解を一層深める契機としたい。
講師
ライス大学歴史学部教授
清水 さゆり(しみず さゆり) 氏
コーネル大学大学院歴史学研究科でPh.D取得。専門分野は19世紀中頃以降のアメリカと東アジアの関係史。ミシガン州立大学教授を経て、2014年からライス大学歴史学部教授。主著にTranspacific Field of Dreams : How Baseball Linked the United States and Japan in Peace and War(U of North Carolina P, 2012)、Creating People of Plenty : the United States and Japan's Economic Alternatives, 1950-1960(Kent State UP, 2001)など。