公開シンポジウム「コンテンツモデレーションおよび研究倫理審査の現在」
INFORMATION
「コンテンツモデレーション」
インターネット上の誤情報/偽情報や有害情報対策の焦点であるコンテンツモデレーションについて、憲法と技術・ビジネスの観点から考察・議論する。問題の複雑さと広がりを理解するため、インターネット上の表現・言論規制に限定せず、現代の様々な局面におけるコンテンツモデレーションを取り上げ、多面的な検討を行う。
「研究倫理審査の現在」
研究主体の多様化と学際研究の発展の中で、とくに人を対象とする研究に関する質保証をいかに行うべきか、多分野の論者を集め、代表的な課題を通して考察するものである。
講師
コンテンツモデレーション
九州大学准教授
成原 慧 氏
東京大学大学院学際情報学府博士課程単位修得退学後、東京大学大学院情報学環助教、同客員研究員、総務省情報通信政策研究所主任研究官等を経て、現職。情報法。インターネット上の表現の自由やプライバシー・個人情報に関する法的問題。最近では人工知能(AI)・ロボットに関する法的問題の研究にも取り組んでいる。
武蔵野美術大学教授
志田 陽子 氏
早稲田大学法学研究科単位取得退学、憲法。表現活動にかかわる法律・社会倫理に関する講座、および教職必修「日本国憲法」を担当。大学のほか、自治体の社会講座などで表現活動と法に関する講座を担当。映画を通じて憲法について知る講座「映画で学ぶ憲法」や、歌などの文化史を題材にした公演「歌でつなぐ憲法の話」を企画実行。
桃山学院大学名誉教授、放送大学客員教授、図書館情報大学教授、筑波大学大学院図書館情報メディア研究科教授
山本 順一 氏
早稲田大学修士課程修了(政治学修士)、図書館情報大学修士課程修了(学術修士)。行政法学・図書館情報学。
株式会社サイバーエージェントMedia Data Tech Studioデータマイニングエンジニア
森下 壮一郎 氏
埼玉大学大学院理工学研究科博士後期課程中退。2009年同大学博士(工学)。東京大学、電気通信大学、理化学研究所を経て、2016年より株式会社サイバーエージェントMedia Data Tech Studioデータマイニングエンジニア。メディアサービスのデータ分析等に従事。
研究倫理審査の現在
成蹊大学教授
吉見 憲二 氏
早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士後期課程修了、博士(国際情報通信学)。佛教大学社会学部現代社会学科講師、准教授を経て2020年より成蹊大学経営学部総合経営学科准教授。経営情報学、情報社会学の研究・教育に従事。
吉備国際大学准教授
大谷 卓史 氏
情報倫理学、科学技術史。編集者、サイエンスライター、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て現職。
本学文学部教育学科教授
村上 祐子
詳細情報
名称
対象者
申し込み
本学学生:
事前申し込み 不要(参加費 無料)
教職員、校友、一般:
事前申し込み 必要(電子情報通信学会への登録費がかかります)