立教大学

オルガニスト

Lionel Avot（リオネル・アヴォ） 氏

リール地方音楽院でジャン・ボワイエ、オード・ウルトマットの各氏にオルガンを師事し、一等賞を得て修了。また、数々の国際オルガンコンクールで入賞している。2014年に恩師であるジャン・ボワイエ氏の逝去10周年を記念した日本ツアーを行うなど、定期的に来日し、サントリーホール、東京オペラシティ、築地本願寺、霊南坂教会、東京カテドラル・マリア大聖堂のコンサートシリーズで演奏した。2017年にはフェリス女学院大学で、坂本日菜作曲「愛するイエスよ」を世界初演し、2019年には同年4月に被災したパリのノートルダム大聖堂の再建を祈り、横浜みなとみらいホールでリサイタルを行った。これまでに、パリのノートルダム大聖堂、サン・シュルピス教会、サン・ジェルヴェ教会でリサイタルを行い、フランス、ドイツ、スイス、オランダ、ロシア、イタリアで演奏している。
2014年より、リヨン国立高等音楽院で教鞭を執る他、毎夏、アルザスで開講されている「ムジカルタ・アカデミー」の講師を務めている。シャルル・ムタン／カヴァイエ＝コル・オルガンが設置されているパリのエトワール教会オルガニスト、ラジオ・フランス・オーディトリウムが所有するグレンツィング・オルガンの音楽アドヴァイザー。トゥールーズのノートルダム・ド・ラ・ダルバード教会でセザール・フランクの作品を収録しリリースされたCDは、『ル・モンド』紙で「実によく成熟した、非常に繊細で色彩豊かな演奏」と賞賛された。