公開セミナー「American Quarterlyの軌跡—ビジョン、営み、編集拠点としてのハワイと環太平洋」
INFORMATION
学術誌American Quarterlyの編集長を10年にわたって担ってきた吉原真里氏を迎えて、その編集過程の内実を報告いただく。学際研究アメリカン・スタディーズのトップ誌で、10年毎に編集拠点が移動するAmerican Quarterlyを運営するにあたり、編集委員会はどのようなビジョンをいかに具現しようとしてきたのか。また、その編集拠点がハワイに置かれたことの意味とは何だったのか。ジャーナルのハワイ誘致の段階から企画に携わり、編集委員および副編集長を務めた矢口祐人氏の報告とともに、検討の機会をもうける。
報告者
ハワイ大学教授
吉原 真里 氏
専門はアメリカ文化史、アメリカ=アジア関係史、ジェンダー研究。著書に『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?──人種・ジェンダー・文化資本』(アルテスパブリッシング、2013年)、『私たちが声を上げるとき──アメリカを変えた10の問い』(共著、集英社新書、2022年)、ほか英文著書多数。
東京大学大学院総合文化研究科教授
矢口 祐人 氏
専門はアメリカ文化研究、太平洋地域のカルチュラル・スタディズ。著書に、『現代アメリカ講義』(編著、東京大学出版会、2020年)、『憧れのハワイ—日本人のハワイ観』(中央公論新社、2011年、第27回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞)など。
司会
本学文学部史学科超域文化学専修教授、アメリカ研究所所長
松原 宏之
詳細情報
名称
公開セミナー「American Quarterlyの軌跡—ビジョン、営み、編集拠点としてのハワイと環太平洋」
対象者
本学学生、教職員、一般(研究者)
申し込み
- 事前申し込み 必要
- 参加費 無料
【定員】
会場100名
オンライン500名(Zoomウェビナー、音声のみ)
以下のwebサイトよりお申し込みください。
主催
アメリカ研究所