公開講演会「社会デザインへの/からの道-社会デザイン研究の先に見通すもの」
INFORMATION
2002年に独立研究科の一つとして設立された21世紀社会デザイン研究科は今年で満20周年を迎える。同時に、設立準備期からのメンバーとして社会デザイン研究を推進し、院生指導や数々の授業、研究科・研究所運営にあたってきた中村陽一教授が定年を迎える。
そこで、社会デザイン(研究)のこれまでを整理し、併せてこれからの可能性や課題を展望することを企図して、研究科20周年を節目とした今後へ向けての社会デザイン研究と実践のさらなる発展をめざす公開講演会を催すこととしたい。
内容としては、中村教授の最終講義にもあたる講演、それぞれ研究科とも深い関わりのある梅本・髙宮両氏も加わってのパネルディスカッションで構成する。なおモデレーターを研究科卒業生でもある佐々木氏にご担当いただく。
講師
本学大学院21世紀社会デザイン研究科教授、法学部教授、社会デザイン研究所所長
中村 陽一
パネリスト
本学大学院21世紀社会デザイン研究科客員教授、慶応義塾大学特任教授
梅本 龍夫
慶應義塾大学経済学部卒、米国スタンフォード大学ビジネススクール卒。経営学修士(MBA)。
日本電信電話公社(現 NTT)、ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド、シュローダー・ピーティーヴィ・パートナーズ株式会社(現 MKSパートナーズ)、株式会社サザビー(現サザビーリーグ)を経て、独立(経営コンサルタント)。株式会社サザビーにてIPO主導、IR責任者。商号・商標訴訟タスクフォース責任者。同社「第2創業」(企業再活性化)プロジェクト総責任者。合弁事業スターバックス・コーヒー・ジャパンの立上げ総責任者。金融機関主催の経営者塾にて次世代経営者を育成。専門分野は、物語マトリクス理論、経営戦略、組織人事、マーケティング、ブランディング、パーソナリティ論、ライフストーリー論、サードプレイス論。
著書:『数の神話—永遠の円環を巡る英雄の旅』(2009, コスモス・ライブラリー)、『日本スターバックス物語──はじめて明かされる個性派集団の挑戦』(2015,早川書房)。
共著:『都市・地域政策研究の現在』(2019, 地域開発研究所)。
本学大学院21世紀社会デザイン研究科兼任講師、社会デザイン研究所研究員
髙宮 知数
東日本国際大学地域振興戦略研究所客員教授、座・高円寺劇場創造アカデミー講師、株式会社ファイブ・ミニッツ代表
マーケティング・プロデューサー/プロジェクト・デザイナーとして、神田淡路町・ワテラス、久留米シティプラザ、鶴岡市・FOODEVER、パルテノン多摩大規模改修、多摩市文化芸術振興条例策定、などの文化施設、まちづくりを手掛ける他、公文協、セゾン文化財団等でのシンポジウム講師、報告書執筆等を務める。
近著に『ビルディングタイプ学入門』(共著、誠文堂新光社)、『街直し屋:まちとひとを再生させる仕事』(共著、晶文社刊)。
モデレーター
フリーアナウンサー、本学大学院21世紀社会デザイン研究科卒業生
佐々木 瞳 氏
フリーアナウンサー(アナウンサー歴11年目)。2019年に21世紀社会デザイン研究科を卒業。2010年~福島県のラジオ福島にアナウンサーとして入社。朝の生放送番組。朝の情報番組のパーソナリティーや震災報道取材などに力を入れる。2014年〜東京でフリーとしてNHKや民放などテレビ・ラジオの番組でMCやレポーター、ナレーションなどを担当。
現在は、東京メトロポリタンテレビジョンの政治・経済系番組「東京ホンマもん教室」のMCや文化放送の報道番組「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」の現場レポーター、文化放送のニュース番組「サンデーNEWSスクランブル」パーソナリティーなどを担当している。また現在も月に1度ほど福島県に足を運び、取材を続け、現地の声をラジオやSNSで発信し続けている。