公開シンポジウム「入管収容施設の医療体制から非正規滞在外国人の人権を考える」

INFORMATION

  • 2022年2月26日(土)14:00~16:30
  • オンライン開催

2021年3月、名古屋出入国在留管理局に収容中だったスリランカ人女性ウィシュマさんが亡くなった。亡くなる直前には自力で歩くこともできず、嘔吐のためバケツを持って面会するほど衰弱していたが、入管は適切な医療を受けさせなかった。入管の医療体制については以前から問題が指摘されており、当事者や支援者を含め多くの識者も改善を訴えてきたにもかかわらず、入管収容施設内での死亡事件が繰り返し起こっている。非正規滞在外国人の人権とは——。シリーズ第3回となる本シンポジウムでは、長年非正規滞在外国人にかかわってきた児玉晃一弁護士とウィシュマさん事件の取材を続けている和田浩明記者を招き、「全件収容主義」の問題点や収容施設における医療体制について整理し、あらためて非正規滞在外国人の人権について考えたい。

登壇者

マイルストーン総合法律事務所弁護士
児玉 晃一(こだま こういち) 氏

2009年、マイルストーン総合法律事務所を開設。東京弁護士会外国人の権利に関する委員会委員(元委員長)、全国難民弁護団連絡会議世話人などを務める。

株式会社毎日新聞社記者
和田 浩明(わだ ひろあき) 氏

1991年入社、デジタル報道センター所属。ウィシュマさんが名古屋入管収容施設内で死亡した事件の取材を続けている。

登壇者、モデレーター

本学キリスト教教育研究所研究員
三浦 萌華(みうら もえか)

本学社会学研究科博士課程前期課程修了。入管収容経験のある非正規滞在外国人のライフストーリー研究を行っている。

詳細情報

名称

公開シンポジウム「入管収容施設の医療体制から非正規滞在外国人の人権を考える」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 無料

以下のwebサイトよりお申し込みください。

主催

キリスト教教育研究所

備考

お問い合わせ

キリスト教教育研究所事務局(担当:国分)

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