連続公開講演会 ニッポンとアメリカ:
「クールなジャパン」はどこから来たか 第4回「日本映画とハリウッド—映画女優の誕生」
INFORMATION
この連続講演シリーズでは、近年「クール」という形容詞とともにメディアで取り上げられることの多い、戦後の「日本」文化の起源や性質を、戦前・戦後において強い影響力を持ち続けてきたアメリカの大衆文化との関連性のもとに考察する。連続講演第4回目は、映画研究者の宮尾大輔氏を招き、女優の誕生というテーマでご講演いただく。とりわけ、早川雪舟の妻で、早川よりも前からハリウッドで人気だった青木鶴子、そして日本映画初の女性スターと言われる栗島すみ子に焦点をあて、「映画女優」の誕生における初期ハリウッド映画の影響を考察する。
講師
カリフォルニア大学サンディエゴ校教授
宮尾 大輔(みやお だいすけ) 氏
ニューヨーク大学大学院映画学科博士号(Ph.D)取得。コロンビア大学、カリフォルニア大学バークレー校で研究員を務めた後、オレゴン大学准教授を経て、2014年から現職。専門は映画史。著書に『映画はネコである——はじめてのシネマ・スタディーズ』(平凡社、2011年)、The Aesthetics of Shadow : Lighting and Japanese Cinema (Duke University Press, 2013)、新著にJaponisme and the Birth of Cinema (Duke University Press, 2020)、編著書にThe Oxford Handbook of Japanese Cinema (Oxford University Press, 2014)などがある。
司会
本学アメリカ研究所特任研究員
江崎 聡子(えざき さとこ)
詳細情報
名称
「クールなジャパン」はどこから来たか 第4回「日本映画とハリウッド—映画女優の誕生」
対象者
申し込み
主催
備考
※動画の公開は終了しました。