【定員に達したので申込みを終了しました】オンラインミートアップ「オープンソース・システムAtoMの導入——ハードルを超えるには」
INFORMATION
2000年代初めに国際アーカイブズ評議会(ICA)が開発に着手し、現在カナダのArtefactual Systems社が継続的に更新しているオープンソースのフリー・アプリケーションAccess to Memory(AtoM)は、国際的な記述標準にも準拠し、複数言語で、あるいは複数機関での運用も容易にできるなど、様々な利点がある。その一方で、膨大な目録データの調整や組織のセキュリティ要件、導入後のシステム維持管理など、導入にあたってのハードルも存在する。
そこでこのイベントでは、実際にAtoMを組織内でのアーカイブズ資料管理システムとして導入・実装・運用している金甫榮氏に、導入時に直面した課題、課題解決のために役立った知識やスキルなどについてご報告いただく。その後、参加者とのディスカッションを通して、AtoM導入にあたりアーキビストなど担当者を悩ませる課題と、それをのりこえる具体的な手法について検討する。
スピーカー
公益財団法人渋沢栄一記念財団デジタルキュレーター
金 甫榮 氏
2008年から7年間、企業博物館の広報・アーカイブズ担当を務め、2015年3月学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻博士前期課程修了。同年より現職。日本アーカイブズ学会登録アーキビスト。研究テーマは民間組織におけるレコードマネジメント、アーカイブズの保存・管理の実践、MLAにおけるデジタル資料のキュレーションなど多岐にわたる。論文に「業務分析に基づく民間組織の記録とアーカイブズの管理に関する試論」(『アーカイブズ学研究』29号、2018年、pp.4-29)など。
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※定員に達したので申込みを終了しました。