日本語教育センターシンポジウム2020「正規学部留学生受け入れの新時代に向けて—海外の中等教育の事情に学ぶ」
INFORMATION
本学が多様な正規学部留学生を受け入れるために、2018年度より、海外の現地の専門家から地域の近年の学習者や教育現場の動向などを学ぶ取り組みを続けている。本学が2021年度より新しいタイプの正規学部留学生の受け入れを目指し本格的に準備を進めている今、引き続き、海外の現地の専門家から地域の近年の学習者や教育現場の動向などを学ぶ機会を設けたい。具体的にはベトナム、インドネシア、モンゴルから現地の専門家を招き地域の近年の学習者や教育現場の動向などをご紹介いただくとともに、より多様な正規学部留学生の受け入れについて議論を行う。
パネリスト兼コーディネーター
本学異文化コミュニケーション学部教授、日本語教育センター長
丸山 千歌
パネリスト
ベトナム国家大学ハノイ校外国語大学 日本言語文化学部講師
タン テイ ミビン 氏(ベトナム)
2018年宇都宮大学大学院博士後期課程修了(博士(国際学))日本言語文化学部での日本語教育を担当している。当該大学が日本語教師養成を行っていることから、中等教育に関する情報を豊富に持つ。また、G30プロジェクトにおける京都大学とハノイ国家大学共同事務所(VKCO)での就業経験があり、ベトナムの日本への留学事情に精通している。
ジョグジャカルタ第一国立高校教員・インドネシア全国中学校・高校日本語教師会会長
ルッシー ノヴァリダ リドワン 氏(インドネシア)
2014年インドネシア教育大学(修士日本語教育)、インドネシア全国中学校・高校日本語教師会の会長(2007年設立、会員数約2000人)の会長を2018年から現在まで務めている。インドネシアの中等教育における日本語教育および留学事情に精通している。
新モンゴル学園専務理事
ガルバドラッハ トゴス 氏(モンゴル)
2015年九州大学大学院法学府(修士、MBA)
モンゴル初の「日本式高校」を含む幼稚園から大学までの八つの教育機関を傘下におく新モンゴル学園の専務理事を2017年より務めている。高い日本留学実績を誇る卒業生たちのキャリアパスを管轄するキャリアセンターの設置、運営に深く関わっている。