書評会「冷戦期アメリカにおける移民とキューバ外交——Diplomacy Meets Migrationをめぐって」
INFORMATION
この書評会では冷戦期のアメリカにおける対キューバ関係を移民の観点から論じた以下の図書を取り上げ、著者である上英明氏が主要論点を講じます。さらに同時代の米墨間の移民に関する著作(『ブラセロ・プログラムをめぐる米墨関係』(彩流社))を昨年上梓した戸田山祐氏がコメントを付し、参加者の間でディスカッションを行ないます。
Hideaki Kami, Diplomacy Meets Migration: US Relations with Cuba duringthe Cold War. (Cambridge University Press, 2018)
講師
神奈川大学外国語学部准教授
上 英明 氏
2015年、オハイオ州立大学学術大学院歴史学専攻Ph.D.修了。神奈川大学助教等を経て、2018年4月より現職。専門は国際関係史、北アメリカ研究、ラテンアメリカ研究。単著に Diplomacy Meets Migration: US Relations with Cuba during the Cold War. (Cambridge University Press, 2018)、共著に The Cold War at Home and Abroad: Domestic Politics and U.S. Foreign Policy since 1945. (University Press of Kentucky, 2018)がある。
コメント
千葉大学大学院社会科学研究院助教
戸田山 祐 氏
2016年、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。博士(学術)。中央大学非常勤講師等を経て、2018年4月より現職。単著に『ブラセロ・プログラムをめぐる米墨関係——北アメリカのゲストワーカー政策史』(彩流社、2018年)がある。