公開シンポジウム「キラーロボットのない世界にむけて」
INFORMATION
キラーロボットと呼ばれる自律型致死兵器システム(LAWS=ローズ)は、人間の介入・操作なしに攻撃目標を定め人を殺傷するAI兵器である。核兵器に次いで第三の兵器革命をもたらすと警告されるLAWSは、いまだ実戦投入はされていないものの、十数ヵ国で開発中で、近い将来の実戦利用が懸念されている。国際社会においても、国連総会第一委員会や特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の枠組みにおいて国際法規制について議論がなされ、市民社会においても、NGOの連合体「キラーロボット・反対キャンペーン」の主導で実戦投入前にこれを禁止すべきという国際的な取り組みが進んでいる。こうした動きを背景に、本年2月、アジアのNGOメンバーが来日し、地域会合が開催されるのを機に、同キャンペーンの創設者らを講師に迎え、最新の禁止運動の現状や課題について考察する(同時通訳あり)。
本シンポジウムのために、国連事務次長・軍縮担当上級代表の中満 泉氏より、
5分間のビデオメッセージを頂戴いたしました。シンポジウム冒頭で放映いたします。
講師
米ニュー・スクール大学メディア学部准教授
ピーター・アサロ 氏
スタンフォード大学法科大学院客員研究員。ロボット兵器規制国際委員会(ICRAC)共同設立者・副会長。専門はメディアと科学に関する社会哲学、人工知能、ロボット、デジタル・メディアの相互作用。
ロボット兵器規制国際委員会委員
ローラ・ノラン 氏
ダブリン大学トリニティー校にて学位取得(コンピューターサイエンス)、専門はソフトウェア・リライアビリティとコンピューター技術の軍事利用。元Google欧州本社エンジニア。
詳細情報
名称
対象者
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
主催
共催
お問い合わせ
21世紀社会デザイン研究科委員長室
(月~木)11:00~18:00