公開上映会 映画「いきたひ」
INFORMATION
映画『いきたひ』は「死」がタブー視される中、現代の終末期の在宅医療や在宅介護の在り方に一石を投じたドキュメンタリー映画である。47歳で他界した夫を4人の子ども達と共に自宅で看取った長谷川ひろ子氏は、その後「死とは胎内に戻ること」という死生観に出会う。「死」は決してタブー視するものではなく、「生の肯定」に導くための尊い体験につながることを実感し、そのことを多くの人に伝えたいと、まったくの素人ながら映画制作へ取り組み、企画から構成、脚本、取材インタビュー、ナレーション、テーマ音楽の作詞・作曲まで自分自身でやりぬき、ついに2015年に映画は完成した。この映画は、地上で映画制作に協力してくれた人びとだけでなく、看取られて先立たれた方々あっての「天地合同制作」の作品と見ることもできる。本プロジェクトでは、映画『いきたひ』を上映し、同時に長谷川監督の講演を頂き、会場共々、「人間の死が意味すること。生が意味すること。更には、終末期医療や介護の在り方」について考えてみたい。
講師
映画監督
長谷川 裕子 氏
秋田朝日放送局アナウンサー、飯能日高ケーブルテレビアナウンサー、埼玉県日高市教育委などを経て、現在は健康体操教室「スタジオMother's」主宰。その傍ら、映画『いきたひ』を作る。
著書「生前四十九日」(アートビレッジ)、NHK Eテレ「人生レシピ明日も晴れ」出演、NHK「ラジオ深夜便」出演
詳細情報
名称
公開上映会 映画「いきたひ」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
主催
コミュニティ福祉研究所