『儀礼をつくる』上映トークイベント
INFORMATION
本イベントは、上映会に先立ち開催されるワークショップを踏まえ、その成果を映像上映およびトークによって考察するものである。上映トークイベントに先立ち、国内で活躍する映像作家、小泉明郎氏にワークショップの「演出」を依頼し、映像・身体・言語・感情の関係性について、公募で集められた立教生とともに実験を行うワークショップを開催。ワークショップの様子は随時撮影され、参加者/パフォーマー/被写体の変化も映像化する。本イベントでは、最終的に完成された映像作品の上映およびトークをワークショップ参加者のみならず一般観客とも共有し、そこで生成される映像・身体・言語、そして集団における感情の関係性について考察を行う。
小泉 明郎 氏
演劇的な要素を組み込んだ映像表現を中心に、現代社会における人間の身体と精神の問題を探求している。近年は、日本社会における国家主義を主題とした制作に取り組みが多い。国際基督教大学卒業後に渡英し、ロンドンのチェルシー・カレッジで映像表現を学ぶ。近年はニューヨーク近代美術館のProjectsやテート・モダンのBMWテート・ライブをはじめ、国内外の数多くの展覧会に参加。2015年には初期作品から新作までを揃えた初の大規模個展『捕われた声は静寂の夢を見る』をアーツ前橋で開催。そのほか、銀座エルメスフォーラムでは高山明との二人展『境界』(2015、企画:住友文彦)、ソウル市立美術館の企画展『微妙な三角関係』(2015)に出品。2017年、vacantで開催された小泉明郎展『帝国は今日も歌う』は社会と個人の心理に深く切り込む大胆な映像で大きな反響をよんだ。
本学現代心理学部映像身体学科特任准教授
相馬 千秋
詳細情報
名称
内容
①成果発表(映像上映):14:00〜15:00
②公開トーク:15:00〜17:00