公開シンポジウム「ESD推進ネットワーク全国フォーラム2017~地域におけるESDのさらなる展開に向けて~」
INFORMATION
ESDを広げ実践の質を高めていくために昨年に引き続きESD推進ネットワーク全国フォーラムを開催します。
持続可能な地域づくりと人づくりにご関心を持つ、教育関係者、自治体関係者、NGO/NPO、公益法人等、企業、産業界、学生をはじめとする若者、メディア等の皆さんのご参加をお待ちします。
登壇者
住友理工株式会社人事総務部CSR・社会貢献室長
戸成 司朗 氏
35年間大手スーパーの株式会社西友に勤務、2007年執行役上席副社長を最後に退任、その間に日本チェーンストア協会の初代社会貢献委員長を務める。自宅の在る日進市に戻り、第二の人生を社会に貢献したく、同年住友理工株式会社(旧東海ゴム工業株式会社)に入社、社会貢献推進室を設立し、室長に就任。NPOとの協働による社会課題解決型のプログラムをスタートさせている。
一般社団法人あきた地球環境会議(CEEA)事務局長
福岡 真理子 氏
同組織では地球環境全般や秋田県内を中心とした環境活動などの情報、ライフスタイルにかかわる最新情報・データなどを調査、収集、分析し、広域にかつ中立的に秋田県民や各団体らに発信する事を通じ、地球環境と共生する持続可能な低炭素・循環型社会を構築・形成することを目指している。
大牟田市教育委員会教育長
安田 昌則 氏
「ユネスコスクールのまち・おおむた」の取り組みを進めるため、各学校と連携してさまざまな事業を実施している。また、大学や関係機関などとの交流・協力を得ながらユネスコスクールのさらなる広域への普及・発展に努めている。
一般社団法人エシカル協会代表理事
末吉 里花 氏
TBS系『世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターとして世界各地を旅した経験を持つ。消費者庁「倫理的消費」調査研究会委員(2015.5~2017.3)、東京都消費生活対策審議会委員、日本エシカル推進協議会理事、NPO法人FTSN(Fair Trade Students Network)関東顧問、1% for the Planet アンバサダー、ピープルツリーアンバサダー。
ESD活動支援センター次長
柴尾 智子 氏
公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)シニアアドバイザー。ACCUではアジア・太平洋地域を対象とした有形文化遺産、無形文化遺産の保護や文化交流などの国際文化協力に従事。2016年よりESD活動支援センターに出向、事業運営全般に携わる。
石狩市環境保全課
高橋 恵美 氏
環境省事業の平成27年度ESD環境教育プログラム事業、平成28年度ESD拠点実証事業における主体。海浜植物を次世代に伝え、保全等を行う拠点である石狩浜海浜植物保護センターの専門職員。
伊豆市立天城中学校校長
日吉 隆德 氏
同学校は2010年に「天城学習」を通して生徒の自尊感情を高める、をテーマとして静岡県で最初にユネスコスクールに加盟。同年に第1回持続発展教育(ESD)大賞中学校賞を受賞した。
森と水の源流館(公益財団法人吉野川紀の川源流物語運営)事務局長
尾上 忠大 氏
吉野川・紀の川流域の学校や団体などの体験学習の場として、水源地の森でフィールドワークを行い、源流の自然や水源地を守ることの大切さを分かりやすく伝える取り組みなどを行っている。
津山圏域クリーンセンター・リサイクルプラザ所長、公益財団法人岡山県環境保全事業団
中平 徹也 氏
ごみ問題を通じた暮らしの環境学習をテーマに、津山圏域クリーンセンター内外に及ぶ多種・多彩な学習を実施している。
三嶺の森をみんなで守る会
押岡 茂紀 氏
シカの食害によって三嶺周辺のササ原や樹木、貴重な希少植物等が被害を受けているなか、地域の森に入り、間伐や竹林の伐採などの行うことで保全活動と対策に取り組んでいる。三嶺の森をまもるみんなの会、西日本科学技術研究所所属。
東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター主幹研究員
及川 幸彦 氏
地球環境学博士。東日本大震災の際は、学校の危機対応・教育再生・復興にあたる。その経験と教訓をふまえ、新たな防災教育の研究実践等に取り組み、研究の成果や提言を国内外に向け幅広く発信している。
東京都市大学大学院環境情報学研究科教授
佐藤 真久 氏
国連大学サステイナビリティ高等研究所客員教授、地球環境戦略機関(IGES)研究員、ユネスコ・アジア文化センター(AUUU)のシニア・プログラムスペシャリストを経て現職。現在ESD円卓会議委員、環境省協働取組加速化事業委員長、UNEP10年枠組、(持続可能な生産と消費、ライフスタイルと教育)ワーキング委員などを務める。
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟副理事長、法政大学名誉教授
鈴木 佑司 氏
専門分野は国際政治学、特にアジア・太平洋の国際政治。国内では第三世界研究はできないとオーストラリアに留学。1980年、マレーシア文部大臣研究奨励賞(マレーシア研究)。1983年、『東南アジアの危機の構造』でアジア経済研究所開発研究奨励賞。
一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)専務理事兼事務局長、東洋大学食環境科学研究科客員教授
辰野 まどか 氏
2012年12月よりGiFTを立ち上げ、多様性の中から新たなものを創りだす地球市民育成推進のための活動を開始。研修、講演、コンサルティング等を行う。
静岡県田方地区教員研修協議会指導講師
大塚 明 氏
伊豆市教育委員会心の教室相談員。前静岡県伊豆市立天城中学校校長。自校の教育課題を解決する策を模索する中、ESDに出会い、準備期間を経て2009年より学校全体でESDに取り組み始める。今まで行っていた体験活動をESDの視点で見直し、全ての教育活動に「持続可能な社会の担い手を育てる」という背骨を通して取り組んだ。
みやぎ食の安全安心推進協議会会長、環境保全米ネットワーク理事長
小金澤 孝昭 氏
仙台いぐね研究会代表世話人。消費者と生産現場との距離感を縮められないかという問題意識のもと、環境保全型農業の普及、地消・地産の実践などに取り組んでいる。
認定NPO法人環境市民理事
下村 委津子 氏
エコシティー研究会、エコツアー研究会、エコライフスタイル提案本づくりの活動を経て、現在は環境市民のラジオ番組「エコまちライフ」の制作・出演や環境首都コンテスト全国ネットワークが実施する「日本の環境首都コンテスト」の活動に参加。
特定非営利活動法人持続可能な開発のための教育推進会議(ESD-J)代表理事
重 政子 氏
ESD-Jは環境・開発・人権・平和・ジェンダーなど、様々な社会的課題にたずさわるNGO・NPOや個人が集い、共有すべき教育・学習のかたちを模索し、それを実現していくことを目指している。
本学ESD研究所所長、社会学部・同研究科教授、ESD活動支援センター長
阿部 治
詳細情報
名称
内容
セッションⅠ 地域におけるESDのさらなる展開に向けて基調パネルディスカッション
セッションⅡ ESD推進ネットワークと多様な活動事例、ポスター発表・情報交換交流セッション
セッションⅢ ESD関連省庁施策とESD推進ネットワークへの期待
▼11月25日(土)
セッションⅣ 分科会
「地域ESD拠点の可能性」
分科会1 森里川海と大人・子どもの学びをつなぐESD
分科会2 公的施設との連携で展開するESD
分科会3 地域と学校をつなぐコーディネート機能を生かしたESD
分科会4 学校における持続可能なESDをめざして
セッションⅤ 総括