公開講演会「エコなキャンパスで暮らそう」
INFORMATION
東日本大震災後、数年間は夏を迎えると節電が叫ばれてきた。同時に、あちこちの教室や職場では授業環境の悪化を余儀なくされた。チャペルをはじめ大学の諸機関では、震災被災地支援などの取り組みに努力してきたが、キャンパスそのもののあり方を変える作業はなかなか進まなかった。その後、こうした節電の切迫性は以前ほどは語られなくなった一方で、学生たちからは学内に飲料の自動販売機が足りない、建物ごとにもっとたくさん設置してほしいといった声が多数出ているような現実がある。
おりしも2016年4月から電力小売りの自由化が実施された。大学における電気の多様な方法での購入や再生エネルギー活用の試み、そして地域における大学の役割を考えたエネルギー利用のあり方など、われわれの足元の現実を見据えながら、学習や職場の環境をより安全でよいものにしていくことをめざし、本講演会を開催したい。
講師
公益財団法人自然エネルギー財団事業局長
大林 ミカ 氏
1992年から1999年末まで原子力資料情報室でエネルギーやアジアの原子力を担当する。2000年に環境エネルギー政策研究所の設立に参加、2000年から2008年まで副所長。2010年4月から2011年8月まで、「国際再生可能エネルギー機関(IRENA)」でアジア太平洋地域の政策・プロジェクトマネージャー。2008年から2009年まで駐日英国大使館にて気候変動政策アドバイザー。公益財団法人自然エネルギー財団の発足に参加。
詳細情報
名称
公開講演会「エコなキャンパスで暮らそう」
主催
平和・コミュニティ研究機構
お問い合わせ
平和・コミュニティ研究機構事務局
TEL:03-3985-4275