国際シンポジウム「マルグリット・デュラス—映像の彼方へ」
INFORMATION
講師
ニューヨーク市立大学教授
ロバート・ハーヴィー 氏
ニューヨーク市立大学教授。マルグリット・デュラス研究第一人者の一人で、数々のシンポジウムや共著を手掛ける。共著に『マルグリット・デュラスの書いたもの—作品と批評年譜』がある。プレイヤード叢書のデュラス全集で執筆を担当。
映画批評家、ムービー・フェスティバル顧問
杉原 賢彦 氏
映画批評家、ムービー・フェスティバル顧問。フィルム・アート社「シネ・レッスン」等で映画批評を多数掲載。『二十四時間の情事』のDVD解説も手掛けるなど、デュラス作品に造詣が深い。
帝京大学専任講師
村石 麻子 氏
帝京大学専任講師。マルグリット・デュラス作品における宗教の問題を専門とする。博士論文『La Bible et Marguerite Duras : réécriture et relecture selon l’incroyante』(2010年、ストラスブール大学)ほか、論文多数。
本学現代心理学部名誉教授
宇野 邦一
本学現代心理学部名誉教授。専攻はフランス現代思想、フランス現代文学。著書に『意味の果てへの旅』(青土社)、『吉本隆明 煉獄の作法』(みすず書房)、訳書にドゥルーズの『襞』(河出書房新社)など多数。ドゥルーズ理論を広く日本に紹介。
本学現代心理学部教授
田崎 英明
本学現代心理学部教授。ジェンダーを社会学・政治学的な枠組みから問い直す身体社会論・身体政治論が専門。著書に『夢の労働労働の夢』(青弓社)、『ジェンダー/セクシュアリティ』(岩波書店)、『無能な者たちの共同体』(未來社)など。
本学現代心理学部教授
江川 隆男
本学現代心理学部教授。専門はジル・ドゥルーズを中心とするフランス現代思想。著書に『超人の倫理』(河出書房新社)、『アンチ・モラリア:“器官なき身体”の哲学』(河出書房新社)、『死の哲学』(河出書房新社)ほか。
本学現代心理学部教授
中村 秀之
本学現代心理学部教授。専門は文化社会学、映像社会論。著書に『映像/言説の文化社会学』(岩波書店)、『瓦礫の天使たち:ベンヤミンから〈映画〉の見果てぬ夢へ』(せりか書房)、『敗者の身ぶり—ポスト占領期の日本映画』(岩波書店)ほか多数。
本学現代心理学部教授
松田 正隆
本学現代心理学部教授、劇作家、演出家。平田オリザ演出『天の煙』で劇作を担当。2003年より演劇カンパニー「マレビトの会」を主催し、全国で定期的な上演を行う。著書に『海と日傘』(白水社)や『雲母坂—松田正隆戯曲集』(深夜叢書社)など。
本学現代心理学部教授、映画監督、映画評論家
万田 邦敏
本学現代心理学部教授、映画監督、映画評論家。監督作品に『ありがとう』(2006年)、『接吻』(2008年)、『イヌミチ』(2014年)ほか多数。共著に『映画の授業 映画美学校の教室から』(青土社)や『恐怖の映画史』(青土社)などがある。
本学現代心理学部教授、映画監督
篠崎 誠
本学現代心理学部教授、映画監督。監督作品に『おかえり』(1996年)、『忘れられぬ人々』(2000年)、『犬と歩けば チロリとタムラ』(2003年)、『怪談新耳袋—怪奇』(2010年)、『SHARING』(2014年)ほか多数。共著に『恐怖の映画史』(青土社)がある。
本学文学部教授
澤田 直
本学文学部教授。専攻はフランス現代思想、フランス語圏文学。著書に『〈呼びかけ〉の経験』(人文書院)、『新・サルトル講義』(平凡社)、『ジャン=リュック・ナンシー』(白水社)、訳書に、ジャン=ポール・サルトル『言葉』(人文書院)など。
本学現代心理学部教育研究コーディネーター
関 未玲
本学現代心理学部教育研究コーディネーター。専攻はフランス現代文学、フランス現代思想。博士論文『マルグリット・デュラスのエクリチュールにおける〈拡がり〉』(立教大学)、『マルグリット・デュラスにおけるエクリチュールの差異化』(パリ第3大学)
詳細情報
名称
内容
開会の辞 田崎英明
13:15-15:15
第1部 上映会 マルグリット・デュラス監督『アガタ』
解説:杉原賢彦氏
15:30-16:15
第2部 鼎談「映像作家デュラス」
司会:中村秀之
登壇者:万田邦敏、篠崎誠、松田正隆
16:30-17:15
第3部 鼎談「文学/映像/身体」
司会:澤田直
登壇者:江川隆男、 宇野邦一、杉原賢彦氏
17:30-18:00
第4部 全体討論
司会:関未玲
登壇者:澤田直、田崎英明、ロバート・ハーヴィー氏
通訳:村石麻子氏
18:05-18:15
閉会の辞 澤田直
対象者
※申込不要、入場無料
主催
共催
お問い合わせ
現代心理学部事務室(048-471-7149)