「詩人 尹東柱とともに・2016」
INFORMATION
韓国語のみならずさまざまな言語に訳され、多くの人に読まれている詩人・尹東柱(ユンドンジュ)(1917~1945)は、1942年4月から立教大学で約半年間学びました。尹東柱は、日本の植民地政策による弾圧の嵐の中で、民族への思いと平和への願いをこめた詩の数々を当時禁じられていたハングルで書き続けました。その後編入した同志社大学在学中の1943年7月、治安維持法違反の疑いで逮捕、懲役2年の刑で福岡刑務所に収監されましたが、祖国が解放される半年前の1945年2月16日未明、27歳という若さで獄死しました。あれから71年の歳月が流れましたが、今もその清冽な詩と生涯が多くの人々の心を捉え続けています。今年も尹東柱が学んだ立教大学のチャペルで詩人をしのぶひとときを過ごしたいと考えます。
講師
獨協大学国際教養学部特任教授
沈 元燮(シム・ウォンソプ)氏
延世大学国文科・大学院卒業、東京外国語大学で学ぶ。早稲田大学客員教授・仁荷大学大学院研究教授を経て、現在獨協大学国際教養学部特任教授。研究分野:韓国近代詩専攻。編著書:『原本李陸史全集』(集文堂)、『写真版尹東柱自筆試稿全集』(民音社)、『金鍾漢全集』(緑蔭書房)。
詳細情報
名称
「詩人 尹東柱とともに・2016」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
申込不要
主催
詩人尹東柱を記念する立教の会
協力
同志社コリアン同窓会、福岡・尹東柱の詩を読む会、尹東柱の故郷を訪ねる会
後援
チャプレン室
備考
受講料 資料代 一般:1,000円 学生:500円
お問い合わせ
チャプレン室事務課
TEL:03-3985-2698