公開講演会「起業戦略」とは何か~改めて考える起業の意味~

INFORMATION

  • 2016年1月13日(水)18:30~21:00(19:00~開演)
  • 池袋キャンパス 11号館2階 A203教室

インターネットの登場以降、起業のインフラが「チープ化」することで、ITを利用した多くのスタートアップが乱立する状況が続いている。これらのチャレンジは前向きに捉えられるが、一方で、「哲学なき起業」は後を絶たず、「成功ケース」のみがメディアによって誇張され、多くの潜在起業家が「モノマネ」に固執している実態がある。この事は起業を取り巻く環境に強いバイアスをかけている。こういった現状に疑問を投げかけ、あるべき「スタートアップ・ストラテジー」とは何かを探求する。

講師

自家製天然酵母によるパン、ビール製造&カフェ「タルマーリー」オーナーシェフ
渡邉 格氏

自家製天然酵母によるパン、ビール製造&カフェ「タルマーリー」オーナーシェフ。鳥取県智頭町にて農産物加工所を目指す。国立大農学部出身でビジネスマンになるも、違和感を覚え、パン修業を始める。その経営理念には「マルクス」の「利潤」についての哲学が込められており、これを厳密に読み解いて実践していくことで、「タルマーリー」は地域での役割を果たしていく。また、氏の近著『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』(講談社)はベストセラーとなり、広く氏の名前と活動を社会に広げることとなり、韓国、台湾など海外でも出版され大ヒットとなる。公開講演会では、創業のエピソードとその経営哲学を中心に前半部分を講演いただき、後半のパネルディスカッションにつなげる予定。特に、著書にも書かれている経営哲学は非常に興味深くユニークであり、小手先の経営ノウハウではなく、原論に忠実に、熟考した上でたどりついた「マルクス」哲学の応用について、それがスタートアップに与えた影響などを中心に講演、ディスカッションを進める。

《討論者》ビジネスデザイン研究科特任教授
平川 克美
《司会》株式会社ウェブインパクト代表取締役社長、本学兼任講師
高柳 寛樹

1976年東京生まれ。本学社会学部卒業、同大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程前期課程修了。現株式会社ウェブインパクト代表取締役社長。本学兼任講師(ビジネスデザイン研究科・社会学部・経営学部)。学部2年次に株式会社ウェブインパクトの前身株式会社ウェブハット・コミュニケーションズを創業。

詳細情報

名称

公開講演会「起業戦略」とは何か~改めて考える起業の意味~

対象者

ビジネスデザイン研究科学生、本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

ビジネスデザイン研究科

お問い合わせ

ビジネスデザイン研究科委員長室

※12/22(火)~1/11(月)までの冬季休業期間などは開室曜日・時間共に不定期
[email protected]

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。