公開講演会「アベノミクスと雇用改革 — 『ブラック企業』問題からワークライフバランスまで」
INFORMATION
現在、若年労働者を使い潰す「ブラック企業」や、長時間労働によるワークライフバランスの破壊、「マタニティ・ハラスメント」の横行など、労働環境の劣化が社会問題化している。そうした中、政府は、経済政策「アベノミクス」の一環として、雇用改革を打ち出している。その改革案は、「限定正社員」「新しい労働時間制度」「派遣法の上限期間の撤廃」など多岐にわたり、今後、大きな影響を与えることが予想される。現在の労働環境にとって、こうした雇用改革はどのような意味をもつのだろうか。労働経済、労働社会学、社会政策など各分野の専門家の講演とディスカッションを通じて理解を深めたい。
講師
東京大学社会科学研究所教授
大沢 真理 氏
1953年生まれ。東京大学社会科学研究所教授。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士(東京大学)、専攻は社会政策の比較ジェンダー分析。日本学術会議会員。ベルリン自由大学、ボッフム大学、アジア工科大学院大学、ハンザ先端研究所などで客員教授を務める。
NPO法人POSSE代表
今野 晴貴 氏
1983年生まれ。若者の労働問題に取り組むNPO法人POSSEの代表を務める。一橋大学大学院社会学研究科博士課程で労働社会学を専攻。
一橋大学経済研究所准教授
神林 龍 氏
1972年生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。東京都立大学経済学部助教授等を経て、一橋大学経済研究所准教授。専攻は労働経済学。
本学経済学部准教授
首藤 若菜
司会
本学経済学部准教授
關 智一
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経済研究所
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