私が立教を選んだ理由「観光学部」
観光学部・交流文化学科 小松崎 欽一
2014/01/01
立教を選ぶ理由
OVERVIEW
観光学部・交流文化学科の小松崎欽一さん(和光国際高等学校出身)に、立教に進学した理由を語ってもらいました。
観光学部の学びで、旅がより新鮮な体験に
未知の領域に対する好奇心が観光学部へ進ませた
埼玉県出身なのですが、通学であまり時間を取られるのがもったいないと考えたときに、立教大学の新座キャンパスが候補に挙がりました。学部選びの際、経営学部や経済学部といった馴染みのある学部も考えたのですが、ユニーク性がある観光学部が僕の目には新鮮に映りました。もともと冒険心が強いので、他では学べない学問という部分に魅かれました。観光という言葉自体はたびたび耳にしますが、“観光を学ぶってどういうことなのだろう!?”という、未知の領域に対する好奇心を優先しました。そのうえ、立教大学の観光学部には、この分野における伝統と実績があって、さらにバックアップ体制も充実していると知り、もう立教大学しか考えられませんでした。
観光を軸に他の学問を組み合わせて学ぶ
2年次になって徐々に、自分に合った学び方がわかってきました。感じているのは「観光」を軸に、経済や経営、マーケティングなどほかの学問とどう組み合わせていくか、ということ。最近では世界における観光業の施策の違いが気になっていて、それぞれの国がどのように観光を押し出しているのか、どれくらい力を入れているのかを調べているところです。東京オリンピックの開催を控え、日本が観光産業をどう盛り上げていくかは大きな課題となるので、ちょうどいいタイミングで、観光について勉強ができている実感があります。自分のやりたい分野が明確になったのは、「観光教育」の授業を受けたのがきっかけです。この授業では「学問としての観光とは何か」について徹底的に考えました。世界中でどんな人が学んでいて、どういう位置づけにあってとあれこれと考え抜いたからこそ、自分の中に学ぶべきテーマが生まれたように思います。
観光学部のフィールドワークで特別な体験
観光学部ではフィールドワークの機会も多く用意されていて、僕は1年次に、早期体験プログラムでメキシコに行きました。ほかにもアジア圏などいくつかの国から選べたのですが、やっぱり遠くの方が意外な体験ができるのではないかと期待し、メキシコを選択しました。実際に現地の人々にアプローチする機会もあり、とても勉強になりました。その後に、旅行で海外へ行くこともあったのですが、遊びで行っている筈なのに、自然と観光学部的な視点で見てしまっていて自分でも驚いています。たとえば台湾では、人気の市場へ観光に出かけた際に、どんな立地になっているのか、どんな人が来ているのかなどと細かく調べてしまいました。観光学部の友だちと一緒に旅行に行った時は、さらに観光学に関する話で盛り上がりました。観光学部で勉強したおかげで、僕のなかで旅がより新鮮な体験になったように思います。
国際人としてのロールモデルになりたい
就職先は、かならずしも観光業にこだわっているわけではなく、マスコミも視野に入れています。それは、日本のどういうところをアピールできるのか、どういった手段をとればいいのか、これまでの学びの中から自分なりの答えをたくさん持てるようになったからです。中にはまだ他の人が目をつけていないような方法もあるので、可能であれば仕事を通じて実現したいです。大きなことを言わせてもらえば、自分のキャリアを積み重ねていって、いずれは国際人としてのロールモデルになりたいと思っています。日本でグローバル化が叫ばれてずいぶん経ちますが、「じゃあ結局、世界をまたにかけて働いている人って誰なの?」と聞かれると、誰も答えられないと思うのです。だったら自分がそういう存在になってやろうというのが、現在の目標です。立教大学には、学部を超えてさまざまな学びの出来る環境があり、授業や日々の活動を通して気付いた多様な価値観を共有し、高め合える仲間がいます。将来やりたいことが見えている人は勿論、まだ探している途中の人にも是非思い切って飛び込んできて欲しいです。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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