総長邸から記念館へ——ライフスナイダー館(池袋キャンパス)
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2024/05/20
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OVERVIEW
かつて池袋キャンパスの西側には、教職員の住宅(校宅)として建てられた10棟の洋館が立ち並んでいました。
完成して間もないライフスナイダー館[1927年]
唯一現存しているライフスナイダー館(校宅1号館)は、1926年から翌年にかけて、当時の立教学院総理(後、総長)、ライフスナイダーの邸宅として、最初に建設されました。まだ、キャンパス内の寄宿舎で生活する学生がいた時代、こうした住宅には、教室外での「精神的並人格的教育」を担う場としての役割がありました。寄宿学校として発展してきた、立教らしいキャンパスプランといえるでしょう。
1940年10月、泥沼化した日中戦争による対外関係の悪化により、ライフスナイダーは、立教学院理事長および総長の職を辞し、翌年5月、邸宅を立教学院に開放しました。これを受けて立教学院では、「総長記念館」として永く保存することとしました。
戦後は、「ライフスナイダー館」と呼ばれ、事務室や特別な集会などで活用されました。現在も、レセプションルームや立教英国学院東京事務所などとして使われています。
1940年10月、泥沼化した日中戦争による対外関係の悪化により、ライフスナイダーは、立教学院理事長および総長の職を辞し、翌年5月、邸宅を立教学院に開放しました。これを受けて立教学院では、「総長記念館」として永く保存することとしました。
戦後は、「ライフスナイダー館」と呼ばれ、事務室や特別な集会などで活用されました。現在も、レセプションルームや立教英国学院東京事務所などとして使われています。
ライフスナイダー館の初期プラン[1914年]
ライフスナイダー[1940年]
[2018年6月]
立教学院展示館立教学院の歴史と伝統、教育と研究の取り組みを貴重な資料や写真、映像で紹介しています。 ※開館スケジュール等は、Webサイトの開館カレンダーをご確認ください。 立教学院展示館事務室 TEL:03-3985-4841 |
※本記事は季刊「立教」267号(2024年2月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
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