立教大学の総合グラウンド—— ①
「富士見総合グラウンド」への道
写真で見る立教いま・むかし
2019/06/26
トピックス
OVERVIEW
立教の「いま」と「むかし」について、写真でご紹介します。
戦前、池袋キャンパスには、体育会各部の練習場としてのグラウンドがありました。しかし、1923年の関東大震災による立教中学校の築地から池袋への移転、大学の学生数増加に伴う校舎の建設などにより、段階的に縮小されていきました。こうした状況のため、実現には至りませんでしたが、戦後の拡張計画では、キャンパスの南側に総合運動施設の建設が構想されていました。
いわば、大学にとって念願であった総合グラウンドの建設は、その後、1956年に実現しました。上板橋から練馬にわたる緑地帯に建設された「セントポール・グリーン・ハイツ」です。大学をはじめとする立教各校による使用だけでなく、土曜・日曜は一般都民にも開放されました。しかし、この土地は、東京都からの借用であったため、1967年に返還しなければなりませんでした。
そこで建設されたのが、埼玉県富士見市に位置する、現在の「富士見総合グラウンド」です。今から50年前、「立大紛争」吹き荒れる1969年のことでした。
いわば、大学にとって念願であった総合グラウンドの建設は、その後、1956年に実現しました。上板橋から練馬にわたる緑地帯に建設された「セントポール・グリーン・ハイツ」です。大学をはじめとする立教各校による使用だけでなく、土曜・日曜は一般都民にも開放されました。しかし、この土地は、東京都からの借用であったため、1967年に返還しなければなりませんでした。
そこで建設されたのが、埼玉県富士見市に位置する、現在の「富士見総合グラウンド」です。今から50年前、「立大紛争」吹き荒れる1969年のことでした。
建設間もない「富士見町グラウンド」(当時)の全景[1969年]
建設当時のグラウンド計画
A 陸上競技(400mトラック)
B アメリカンフットボール(陸上競技場と兼用)
C 野球(準硬式) D テニス(7面) E サッカー
F 洋弓 G ラグビー H ホッケー
I ハンドボール J バレーボール(2面)
K 陸上競技(フィールド)
1 管理棟(ロッカー、シャワー、80人程度収容の合宿所等を含む)
2 剣道場
B アメリカンフットボール(陸上競技場と兼用)
C 野球(準硬式) D テニス(7面) E サッカー
F 洋弓 G ラグビー H ホッケー
I ハンドボール J バレーボール(2面)
K 陸上競技(フィールド)
1 管理棟(ロッカー、シャワー、80人程度収容の合宿所等を含む)
2 剣道場
全景写真中央に写るアメリカンフットボール場[2013年8月]
洋弓場[2011年10月]
※本記事は季刊「立教」248号(2019年5月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
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