安心・安全なキャンパスづくり

総務部総務課

2017/01/29

トピックス

OVERVIEW

立教大学では、安心・安全なキャンパスづくりを目指し、さまざまな取り組みを行っています。ここでは、その一部をご紹介します。

1 緊急連絡システムを利用した安否確認

大規模地震などの自然災害発生時における学生・教職員の安否確認や、インフルエンザなどによる全学休講のお知らせなど、緊急かつ重要な連絡を行う手段として、携帯電話のメール機能を活用した緊急連絡システムを運用しています。「安否確認」での回答状況はご家族の方もWeb上で確認することができる仕組みになっています。
緊急連絡システムの利用方法は、保護者の皆様宛に入学年の4月下旬にお送りした『緊急連絡システムの利用手引き』をご覧ください(下記リンク先からもダウンロード可能です)。なお、緊急時に複数の連絡手段を確保するため、本学の緊急連絡システムの他に、各携帯電話会社の災害伝言板サービスやスマートフォンアプリ等、ご家庭内で利用しやすい連絡手段を決めておかれることを推奨します。
安否確認訓練の実施
7月2日に、緊急連絡システムを利用した安否確認訓練を実施しました。訓練は、本学に登録された学生・教職員の携帯電話等に安否確認メールを送信し、学生・教職員は安否状況をメールで返信する、というものです。
グラフのように学生の登録率は100%に近づいているものの、訓練での回答率はまだ低いものでした。なお、送信エラーで戻ってきた学生には案内はがきを発送しました。ご家族の皆様からのアクセスは約130件にとどまっており、教育懇談会や本学Webサイト等で告知はしているものの、ご家族の認知度はまだ低いことが分かりました。
大学は学生・教職員をはじめ多くの人が集う場所です。継続した啓発活動、避難訓練、備蓄品の整備等を有機的に関連付け、災害時における大学構成員の一人一人の安心・安全を目指します。なお、本訓練は今年度より春・秋学期の年2回実施を予定しており、実施日程の詳細等は本学Webサイトでご案内いたします。

【緊急連絡システム(家族用)のWebサイト】

2 海外緊急時対応シミュレーション訓練の実施

近年、海外留学プログラムが増加しており、プログラム中の安全対策や緊急事態発生時の的確かつ迅速な対応体制の整備が求められています。
そのため、総長はじめ関連部局の参加のもと、本学学生が留学先で重大事故に巻き込まれたことを想定した海外緊急時対応シミュレーション訓練を、7月28日に実施しました。
訓練では、学生の安否確認方法や官公庁との連携方法などについて、政府公式発表や、SNS等の多様な情報が氾濫する中、いかにして適切な情報を取捨選別し、迅速かつ的確な対応を行うかの手順を改めて確認しました。また、事故に巻き込まれた本学学生の保護者への連絡方法や状況説明、マスコミ対応などについてのシミュレーション訓練も行いました。
あらかじめ想定される危機を未然に防ぐ、あるいは最小限の被害にとどめるためにも、今後も同様の訓練を重ねてまいります。
海外緊急時対応シミュレーション訓練の様子

①初めに訓練の内容や手順等について参加者全員が共有

②実際の状況を想定して行う「安否確認作業」訓練

③「記者会見」訓練では発表・説明と質疑応答を実施

3 その他の取り組み

本学では、ほかにも次のような取り組みを行っています。

  • 防災訓練
    毎年、職員を中心に組織された自衛消防隊により、通報連絡、初期消火等の訓練を実施しています。学生の参加も募り、今年度秋学期中に行う訓練では、AEDの使用訓練等も予定しています。
  • 警備員による定期巡視
    キャンパス内に異常がないか、警備員による巡視を24時間体制で行っています。

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