夏のインターンシップに参加できなくても本選考対策やOB・OG訪問に全力を注ぎ、人気業界の内定を掴んだ

大手食品メーカー 内定 池田 聖菜さん

2021/11/10

キャリアの立教

OVERVIEW

大手食品メーカー内定の現代心理学部心理学科 池田 聖菜さんによる就職活動体験談です。

池田 聖菜さん Seina Ikeda

志望業界
食品メーカー、食品専門卸

インターンシップエントリー社数・・23社
インターンシップ参加社数・・・・・6社
説明会参加社数・・・・・・・・・・30社
本選考エントリー社数・・・・・・・45社
本選考面接社数・・・・・・・・・・11社
OB・OG訪問数・・・・・・・・・・7人

インターンシップに参加できない分説明会やOB・OG訪問で情報を収集

3年生の6月に、自己分析から就活をスタート。まずは、今までの経験や考えに対して「なぜこうしたのだろう?」と問いかけを3回は繰り返し、自分の軸を探っていきました。その結果、「人の笑顔を生み出したい」、「人の一生の心身の健康に貢献したい」という2つの軸が定まり、老若男女問わず誰もが一生付き合う「食」に関わる仕事であれば、この2つの目標を達成できると考えました。

ただ、食品業界は人気の業界です。夏のインターンシップでは選考が通過せず、参加が叶いませんでした。周囲の友人と比べてしまい、不安になった時期もありましたが、その分、企業説明会やOB・OG訪問で理解を深めることに注力。OB・OG訪問で、食品業界は本選考よりもインターンシップ選考の方が倍率が高い場合もあると知り、諦めずに頑張り続けることができました。

面接対策イベントをきっかけに面接スタイルを改良

キャリアセンターの『OB・OGによる模擬面接会(立教トップセミナー)』では、「よくできているし説得力はあるけど、用意してきた感じがあり熱量が伝わってこない」という指摘を受けました。どうしたら改善できるのだろうと悩みましたが、「面接といえど会話なのだから、準備したことにとらわれすぎずに自分の言葉で想いを伝えよう」と考え、面接官との会話のキャッチボールを意識しました。自分の経験や強み、考えを真剣に聞いてもらえる貴重な機会ととらえることができたので、それからは楽しむ気持ちで面接に臨めました。

就活終盤、他にも迷っている企業があることを内々定先に伝えたときに「後悔しない選択をしてほしい」と他社の選考結果が出るまで内定承諾期間を延長してくれました。ここまで学生思いの企業であれば、社員のこともきっと大切にしてくれると感じ、この企業に決めました。

私の就活ヒストリー

私のお役立ち就活アイテム

TODOリストは完了した紙を重ねていくことで、これだけ頑張ったという自信になりました。友人にもらったピアスはお守り代わりにしていました。

ここが効いた!私のエントリーシート

3年生の8月からガクチカや自己PRを各400字で作り始め、冬のインターンシップまでにはある程度形にし、3月の本選考スタートには納得のいくエントリーシートが完成するように何度も書き直しました。倍率の高い食品業界では、人事担当者に「また同じか」と思われたり、他の学生のエピソードと比べられたりすることも。その対策として、ありがちな表現は避けるとともに、自分の強みを1つではなく2つ挙げ、それを組み合わせることで、自分だけの強みを作り出しました。


POINT 人事担当者が理解しやすいように見出しやナンバリングで整理
応募数が多い業界のため、人事担当者が1回読んで理解できるように意識して書きました。ガクチカや自己PRでは最初に「」を付けて見出しを作り、本文では①②③などナンバリングをするようにしました。

これで成功!私の必勝自己PR 目標に向けて計画・改善を重ね達成までやり切る力

ダンスサークルにおいて、ストリートダンス初心者からジャンルリーダーになるまで成長したこと、コロナ禍でどのようにリーダーとして盛り上げ、仲間のやる気を引き出したかをアピールしました。

~後輩達へのメッセージ~ 就活の不安は本気で取り組めている証拠

自分と向き合い続ける就活は、不安や孤独を感じて辛くなる時期があるかもしれません。でも不安を感じているということは、それだけ就活に本気で取り組めているということ。私は自分と向き合い続けたことで、今まで気付かなかった強みや特徴を知ることができました。この機会を大切に、ぜひ自分自身と向き合ってみてください。


※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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