体育会本部の伝統は絶やさない。
約800人が参加した大規模のオンライン研修会
体育会本部第77代委員長 野球部 社会学部社会学科4年次 村田 誠さん
2021/12/10
立教生のキャンパスライフ
OVERVIEW
51部・56団体を統括する立教大学体育会本部で、第77代委員長を務める村田誠さん。就任の経緯を「前代の委員長だった相撲部の玉真拓雄さんに強く憧れていました。また、私が所属する野球部が東京六大学野球で優勝した際に、パレードを企画したいという思いが重なり、立候補したのです」と語る。
体育会本部の運営メンバーと(2021年度)
コロナ禍で、従来とは違う形での活動が求められた2020年度。体育会本部で継承されてきた研修会のオンライン開催にも初めて挑んだ。
「1年次生対象の『フレッシャーズキャンプ』には、体育会員としての自覚形成だけでなく、所属団体を超えて友人をつくってほしいという狙いがあります。準備に4カ月かけて、運営側と参加者の両者用に分かりやすいマニュアルを用意したことで、当日は円滑に進行できました。手探りのことばかりでしたが、運営メンバー全員の高いモチベーションが成功に結び付いたのだと思います」
次に実施した「リーダースキャンプ」は、立教大学のリーダーシップ教育※1を取り入れた研修会。「各部の主将・幹部候補がチームの運営やビジョンについて深く議論できるように、話し合いの場を多く設けました」と振り返る。
※1 リーダーシップ教育:チーム全員が互いの強みを引き出しながら目標達成を目指す「次世代のリーダーシップ」を育む教育。
計約800人が参加した両キャンプは、『UNIVAS AWARDS 2020-21』※2の「スポーツ統括部局SA室」部門で優秀賞に輝く。「先輩方が積み重ねてきた伝統を継承したい」という情熱を原動力に、コロナ禍でできることを模索・実践した取り組みが高く評価されたのだ。さらに、今年の1月には、2年次生に向けた新たな企画「ステップアップキャンプ」もオンラインで開催した。
※2 『UNIVAS AWARDS』:一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)が大学スポーツ振興に貢献したアスリートやスポーツに関わる学生、団体を表彰する制度。
「2021年度のスローガンに『戮力協心 』を掲げ、より切磋琢磨できる環境づくりに努めています。これまでの経験を通し、私たちの活動が立教大学体育会全体の発展に直結することを学びました。皆をけん引する立場として、体育会員すべての声に耳を傾け、『信頼される委員長』になりたいと考えています」
「1年次生対象の『フレッシャーズキャンプ』には、体育会員としての自覚形成だけでなく、所属団体を超えて友人をつくってほしいという狙いがあります。準備に4カ月かけて、運営側と参加者の両者用に分かりやすいマニュアルを用意したことで、当日は円滑に進行できました。手探りのことばかりでしたが、運営メンバー全員の高いモチベーションが成功に結び付いたのだと思います」
次に実施した「リーダースキャンプ」は、立教大学のリーダーシップ教育※1を取り入れた研修会。「各部の主将・幹部候補がチームの運営やビジョンについて深く議論できるように、話し合いの場を多く設けました」と振り返る。
※1 リーダーシップ教育:チーム全員が互いの強みを引き出しながら目標達成を目指す「次世代のリーダーシップ」を育む教育。
計約800人が参加した両キャンプは、『UNIVAS AWARDS 2020-21』※2の「スポーツ統括部局SA室」部門で優秀賞に輝く。「先輩方が積み重ねてきた伝統を継承したい」という情熱を原動力に、コロナ禍でできることを模索・実践した取り組みが高く評価されたのだ。さらに、今年の1月には、2年次生に向けた新たな企画「ステップアップキャンプ」もオンラインで開催した。
※2 『UNIVAS AWARDS』:一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)が大学スポーツ振興に貢献したアスリートやスポーツに関わる学生、団体を表彰する制度。
「2021年度のスローガンに『
3月29日、『UNIVAS AWARDS 2020-21』オンライン表彰式で流れた研修会の一場面。村田さんは動画メッセージで受賞の喜びを語った
野球部の仲間と。東京六大学野球2021春季リーグ戦は2位、秋季リーグ戦での優勝を目指す(後列中央が村田さん)
※本記事は季刊「立教」257号(2021年7月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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