大学3年次で司法試験に合格。今年は、法曹を目指す立教生同士のつながりを深めていきたい
法学部法学科4年次 徳永 大輝さん
2021/07/19
立教生のキャンパスライフ
OVERVIEW
法曹への登竜門である「司法試験」。大学2年次で予備試験を通過し、その翌年に本試験合格を果たした徳永大輝さん。「中学時代からドラマの影響で漠然と弁護士に憧れていました。立教池袋高校では自由選択講座で『法律』を受講したのですが、そこで知った検察官の仕事にも魅力を感じ、法曹界に進もうと決意しました」と振り返る。
自宅の机。筆記試験は答案の文量が多いため、早く楽に書けるペン選びにこだわった
高校卒業間近の2月から司法試験に向けた本格的な準備をスタートし、法学部に進学した。
「授業以外は基本的に図書館で勉強し、授業のない日は朝6時に起床して自習するというサイクルでした。平均で毎日6~8時間は勉強していましたが、夜19時以降は映画鑑賞など自由に過ごしてメリハリをつけていました」
司法試験の予備校にも通っていた徳永さんだが、合格の鍵になったのは、複数履修した法学部のゼミナールだった。
「司法試験予備試験の『口述』では、試験官と法的な議論を交わします。ゼミの先生方とのディスカッションを通して伝える力や理解力が磨かれ、トレーニングにもなりました。また、たくさんのレジュメを作る中で、法律家に不可欠な法的文書の作成力が養われたと感じます」
「授業以外は基本的に図書館で勉強し、授業のない日は朝6時に起床して自習するというサイクルでした。平均で毎日6~8時間は勉強していましたが、夜19時以降は映画鑑賞など自由に過ごしてメリハリをつけていました」
司法試験の予備校にも通っていた徳永さんだが、合格の鍵になったのは、複数履修した法学部のゼミナールだった。
「司法試験予備試験の『口述』では、試験官と法的な議論を交わします。ゼミの先生方とのディスカッションを通して伝える力や理解力が磨かれ、トレーニングにもなりました。また、たくさんのレジュメを作る中で、法律家に不可欠な法的文書の作成力が養われたと感じます」
(左)遅刻しないように、開始2時間前に試験会場へ。「到着が早すぎてまだ誰も来場していなかった」と徳永さん、(右)立教大学の入学式。正門の前で記念撮影
専門科目以外では、1年次の必修科目「英語ディスカッション」や「英語プレゼンテーション」を通して交友関係が自然と広がり、実りある学生生活になったという。「今後は勉強会など法曹を目指す立教生同士でつながれる機会をつくっていきたいですね」と目を輝かせる。
そして、立教大学卒業後は司法修習生として法律実務を学ぶ予定だ。
「1年かけて裁判官・検察官・弁護士の仕事を体験します。その中で、自分の進路をしっかり見定めたいと考えています」
そして、立教大学卒業後は司法修習生として法律実務を学ぶ予定だ。
「1年かけて裁判官・検察官・弁護士の仕事を体験します。その中で、自分の進路をしっかり見定めたいと考えています」
※本記事は季刊「立教」256号(2021年4月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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