フロリダ・ディズニーワールドで世界中の人々と共に働き
変化した「姿勢」と「仕事観」

観光学部交流文化学科3年次 金澤 愛海さん

2020/02/14

立教生のキャンパスライフ

OVERVIEW

アメリカ・フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)でインターンシップを行いながら、セントラルフロリダ大学ホスピタリティ経営学部で学ぶ「ディズニーワールド・インターンシップ・プログラム」。金澤愛海さんは、プログラムへの応募動機をこう語る。

セントラルフロリダ大学の修了式

「高校で留学を経験したため、大学では留学+αにチャレンジしたいと思いました。立教大学グローバル奨学金で参加費用をカバーでき、インターンの給与で現地の生活費をまかなえるのも魅力でした」

渡航後はWDW内のショップ・飲食店で働き、週1回大学でホスピタリティ関連科目を受講した。応募に必要な語学要件は満たしていたものの、いざ働くとなると英語でのコミュニケーションに苦戦。落ち込む日々が続いたが、それこそが金澤さんを大きく成長させる。

「これまでは壁にぶつかったとき、つい楽な道を選びがちでしたが、その意識を変えようと『吸収』と『挑戦』を心掛けました。多くを吸収しようと周りを観察し、うまく伝わらなくても来場者やスタッフに積極的に話し掛けたことで、仕事に慣れ、英語力も格段に向上したのです」

さらに、世界中から集った人々と共に働く経験を通して、自分なりの仕事観も形成された。

「以前読んだ本に『やりがいとは見つけるものではなくつくるもの』という言葉がありましたが、仕事に価値を見いだすかどうかは自分次第だと実感しました。また、チームで働くことの大切さや楽しさにも目覚めました」

一方、セントラルフロリダ大学での学びも大きな刺激になったといい、「立教大学観光学部での学びとは違った角度からホスピタリティに関する知見を深めることができ、新鮮でした」と振り返る。

「吸収」と「挑戦」の先に得た、働く上での指針と新たな学び。それは培った英語力とともに、金澤さんの歩む道を支え続けるだろう。

「分からないことを何でも教えてくれた」WDWでの先輩と

修了時に行われた寮の記念パーティーで、友人たちと記念撮影

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