伝統文化で日本を元気に。心に響く和太鼓の音
コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科2年次 村上 空さん
2018/01/15
立教生のキャンパスライフ
OVERVIEW
新座キャンパスの体育館から響く、重厚な太鼓の音色。コミュニティ福祉学部の学生を中心に活動している和太鼓プロジェクトの面々だ。同プロジェクトは、「立教大学コミュニティ福祉学部『田中孝奨学金(震災)および(児童養護)』」の寄付者である、田中孝氏のさらなる寄付により実現したプロジェクトだ。
「11月で創設1年を迎えます。学部生だけでなく、大学院学生や教職員も参加する層の厚い団体です。年齢や立場はさまざまですが、太鼓に対してとても真剣だということは皆、共通しています」
そう語ってくれるのは、コミュニティ政策学科の村上空さん。彼女の出身地・陸前高田市が和太鼓の盛んな地域だったこともあり、スポーツウエルネス学科の松尾哲矢教授からの誘いを受けて参加を決めたという。
「地元のお祭りなどで和太鼓の演奏に触れる機会はありましたが、本格的に太鼓を演奏したことはなかったので、プロジェクトに飛び込むにはとても勇気が必要でした。ですがいま、太鼓を教えてくださる和光太鼓の皆さんやプロジェクトの仲間たちと共に、真摯に太鼓に向き合う日々はとても充実しています」
2017年8月、陸前高田市で行われた「けんか七夕」まつりが彼女らにとって初めての学外演奏の機会。村上さんは、自らの故郷に太鼓の音を響かせた。
「『けんか七夕』はプロジェクト発足当初から大きな目標としていた舞台でした。私たちの奏でた音を通し、聴いてくださった方々と通じ合えたと感じます」
小雨の降る中で演じ上げた2曲は、彼女らにとって大きな自信につながることだろう。
「活動はまだ始まったばかり。聴いてくださる方々の心を動かすような演奏ができるようがんばりたい」と村上さんは結んだ。
そう語ってくれるのは、コミュニティ政策学科の村上空さん。彼女の出身地・陸前高田市が和太鼓の盛んな地域だったこともあり、スポーツウエルネス学科の松尾哲矢教授からの誘いを受けて参加を決めたという。
「地元のお祭りなどで和太鼓の演奏に触れる機会はありましたが、本格的に太鼓を演奏したことはなかったので、プロジェクトに飛び込むにはとても勇気が必要でした。ですがいま、太鼓を教えてくださる和光太鼓の皆さんやプロジェクトの仲間たちと共に、真摯に太鼓に向き合う日々はとても充実しています」
2017年8月、陸前高田市で行われた「けんか七夕」まつりが彼女らにとって初めての学外演奏の機会。村上さんは、自らの故郷に太鼓の音を響かせた。
「『けんか七夕』はプロジェクト発足当初から大きな目標としていた舞台でした。私たちの奏でた音を通し、聴いてくださった方々と通じ合えたと感じます」
小雨の降る中で演じ上げた2曲は、彼女らにとって大きな自信につながることだろう。
「活動はまだ始まったばかり。聴いてくださる方々の心を動かすような演奏ができるようがんばりたい」と村上さんは結んだ。
初練習。和光太鼓会長田中泰秀さんより、和太鼓の作法から学んだ(2016年11月30日)
陸前高田市「気仙大工左官伝承館」
緊張の演奏スタート
陸前高田市出身のプロジェクト代表者として地元紙の取材に応対
演奏後、戸羽太陸前高田市長(左から2人目)を訪問。中央は田中孝さん
演奏を終えて、記念撮影
※本記事は季刊「立教」242号(2017年11月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
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