オープンキャンパスを盛り立て高校生の未来を導く

法学部政治学科4年次 箕浦 広志さん

2017/06/14

立教生のキャンパスライフ

OVERVIEW

オープンキャンパス(以下、OC)は、これから大学を受験する高校生にとって、自分の将来を思案するひとつのターニングポイントとなり得る。かつて、OCで自身の進路を見つけた箕浦さん。OCを取り仕切るスタッフとなり高校生たちの未来を応援する。

2016年度オープンキャンパス学生チーフ

かつて受験生として立教大学を訪れた箕浦さんは、立教大学に入って4年、OCのスタッフとして高校生を迎え入れる側に立っている。

「僕が進路を考えていた時、故郷長野に残るのか、東京や関西などの都会に出るのか、非常に迷いました。そんな時、立教大学のOCで現役の学生に話を聞いたことがきっかけで、立教で自分の将来を見つけたいと考えるようになったのです。だからこそ、僕も不安でいっぱいの高校生たちに自身の経験を伝え、何か支えになりたいと、学生スタッフに応募しました」

箕浦さんは1年次に一般スタッフ、2年次以降は学生チーフとしてOCに参加。学生チーフとは、入学センターの職員らと共にイベント運営に携わり、約200人のスタッフをまとめる核となるメンバーだ。スタッフたちの意見をくみ上げながら、臨機応変に仕事を割り振り、イベントの運営に取り組んでいく。

立教GLPでは、GL101と201を履修

「自分がやったほうが早いし丁寧に進められて効率もいい、と思う場面もありました。しかしそう考えるのではなく、各スタッフの得意分野を見いだしてうまく割り振り、個々や組織の力を十二分に発揮させることが必要だと知ったのです。『人に任せることができる力』を得られたことは非常に大きいと感じています」

箕浦さんはほかにも、グローバル・リーダーシップ・プログラム(立教GLP)を履修した上で、SAとしてクラスを担当。また、ゼミ、マンドリンサークル、キャンパスツアーガイドなど多くの学生組織に所属し、他者との関わりの中で自身の将来の選択肢を広げてきた。

「大学には2万人の学生が所属し、そのすべてがそれぞれの価値観を持っています。多様性に触れ、共にすごすことで僕は人間として大きく成長できました」

たくさんの出会いと経験を通じて、教員や大学職員など教育現場への就職という道を見いだした箕浦さん。多くの高校生たちの道に寄り添った彼が、今度はもっと多くの生徒の道を拓く日も近いのかもしれない。

「教科教育法」で行った歴史の模擬授業

趣味の一つは旅。静岡県・大井川鉄道にて

マンドリンサークル定期演奏会の最終練習

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