東京六大学野球リーグ戦通算100安打達成

立教大学野球部 大城 滉二選手(コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年次)

2015/10/23

アスリート&スポーツ

OVERVIEW

東京六大学野球リーグ戦で通算100安打達成した立教大学野球部 大城 滉二選手にお話を伺いました。

東京六大学野球リーグ戦通算100安打達成

2015年6月に完成した 新座キャンパス・屋内練習場で

2015年、90周年を迎えた東京六大学野球連盟。リーグ戦通算100安打を超えた選手は31人しかいない。今年の春季リーグでその31人目となったのが、大城滉二選手(コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年次)だ。

「100安打を狙える位置にいると意識し始めたのは、2年次の秋季リーグが終わった後です」と振り返る大城選手だが、意外なことにバッティングはそれほど好きではなかったという。地元の沖縄・興南高校時代にも自主練習では守備を中心に行っていたが、「高3の頃から少しずつ打てるようになり、試合で打てると楽しいなと思うようになりました」と話す。

実は高校3年の夏に進路を決める直前まで、東北地方の野球の強豪校への進学を考えていた。しかし、高校の先輩である我如古盛次選手(2015年卒業・現、東京ガス)の勧めや、高校時代の監督の「将来を総合的に考えると六大学野球に属する立教がいいのでは」という助言を受け、両親を説得した。

通算100安打目はホームランで 決めた(「立教スポーツ」編集部提供)

「レベルの高い六大学野球で毎試合、神宮球場でプレーできることに魅力を感じています。厳しいところもありますが、監督・選手ともに立教の雰囲気は明るく温かみがあります」

入学後は私生活でも大きな変化があった。「寮生活を始めたことで全て自己管理して授業や練習に行く生活になりました。その中で、自立心を育み、成長できたかなと思います」

大城選手の強さの秘訣を聞いた。「一日一日、野球ができる喜びを感じています。当たり前のようだけど、考えてみたら当たり前ではない。感謝をしながら、といつも思いながら取り組んでいます」

卒業後はプロか社会人チームで野球を続けたいという。その前に、「春のリーグで個人的にもチームとしても悔しい思いをしたので、それを挽回して応援してくれる人たちのためにも優勝し、ラストシーズンを終えたいと思います」と、秋季リーグに対する意気込みを力強い言葉で語ってくれた。

プロフィール

PROFILE

大城 滉二(おおしろ こうじ)さん

コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年次、
立教大学野球部内野手、右投右打

2012年3月 興南高等学校卒業
2012年4月 立教大学入学
2013年7月 第39回 日米大学野球選手権大会出場
2015年5月 東京六大学野球リーグ史上31人目、立教大学で5人目となる通算100安打を達成

※10月22日開催の「プロ野球ドラフト会議 2015」で、大城選手がオリックス・バファローズより3位指名を受けました。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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