キャリア・就職支援についてのQ&Aよくいただく質問
理系、文系といった違いにより募集や採用が異なる場合はありますが、それ以外ではほとんどの企業が学部不問で採用を行っています。職種別採用を導入し、高い専門性を身につけた学生を採用する企業もありますが、大部分の企業では○○学部卒という肩書きよりも、その人がどういうことに興味をもち、どのように取り組んできたかを重視しています。
毎年、就職を希望する学生のほぼ100%が卒業時までに内定を得、就職しています。ただし、希望する職業に就くためには学生時代にさまざまなことに挑戦し、自分を高めていく努力が求められます。
立教大学では、学びの場としての大学生活とそれを通して自分自身や将来を見つめるためのきっかけをつくり、1年次から4年次まで各々に応じた支援プログラムを展開し、随時個別相談を受けつけています。企業への就職はもちろん、様々な進路に対して情報を提供し実現に向かってサポートしていきます。
1・2年次生に対しては就職活動のノウハウ的なものではなく、様々なフィールドで活躍されている方の『働き方や生き方』などの価値観に触れてもらい、将来の自分の進路を考える手かがりとなるようなプログラムを提供しています。詳しくは、キャリア・就職支援のページをご覧ください。
入学してすぐに就職のことで頭をいっぱいにする必要はもちろんありません。「こんな仕事がしてみたい」「こんな生活ができたら」と自分の将来の姿を思い描くことに早すぎるということはないので、自分の進路を考えるきっかけとしてキャリア関連科目を履修したり、インターンシップに参加したりするのも良いでしょう。就職活動に向けては、3年次の「キャリア・就職ガイダンス」への参加を目安にしましょう。
学生時代に企業で働く経験をし、職業観を養うインターンシップを希望する学生は年々増えています。研修内容や期間は企業によってさまざまです。自分が何のためにインターンシップに応募するのか、そのためにはどの企業のインターンシップに応募したらよいのかなど、目的意識をもって参加することが望まれます。また、下記リンク先もご参考下さい。
多くの企業で成績証明書の提出が求められます。履修履歴(どのような科目を履修したか)も含めて成績を重視する企業もあり、成績が良いに越したことはありません。一方で選考基準は企業によって様々ですし成績が良ければ必ず採用に至るというわけでもなく、考え方や人柄など総合的に判断されますので、学生生活において多くの経験を積むことが重要です。
クラブやサークル以外でも、自信をもって「これに打ち込んでいます」といえるようなもの(例えば勉学、資格取得、アルバイト、ボランティア活動など)があれば問題ありません。打ち込んだことを通じて、どのような工夫をし、どのような困難を乗り越え、どのように成長したのかを伝えられることが重要です。
「自分はこんな目的で資格を目指し、これだけの努力をしてこれだけの期間で目標を達成しました」というように、しっかりとした目的意識と計画性を持ち、努力して取得した資格であれば将来自分をアピールする材料になることは間違いありません。資格は目的ではなく自分をアピールする道具なのです。「この資格をもっていれば絶対に○×株式会社に入社できる」といった、夢のような資格はありません。「資格をとる」ということは、学生時代に努力してきたことが「具体的なカタチ」として残るということです。「何でもよいからとにかく資格があったほうが」と考える人もいるようですが、目的のない資格取得は評価されにくく、かえって、時間とお金の無駄遣いになりかねません。いずれにしても、将来を見据えたキャリアプランを立てる必要がありますから早めの対策や準備が必要です。
大学の授業の中には、履修することで資格が取得できるものや、履修しておくことが受験資格の条件となるようなものがあります。例えば、教職・学芸員・社会教育主事・図書館司書等の資格は学部の科目とは別に定められた単位を修得することで資格を取得することができます。また、コミュニティ福祉学部福祉学科の「社会福祉士」受験資格や、現代心理学部心理学科の「公認心理師」や臨床心理学専攻博士課程前期課程(大学院修士課程)の「臨床心理士」受験資格など、特定の科目や単位を修得することにより得られる資格もあります。詳細は下記リンク先をご覧ください。
立教大学では、言語系科目の自由科目の一つにTOEIC・TOEFL対策関連科目(人数制限科目)を設置しており、また学外の予備校とタイアップして、キャリアアップセミナーを学内で開設しています。キャリアアップセミナーには、
①学内で開講されるので移動の負担がない
②学外の予備校に通うより費用が割安
③講師・テキストの質が高い
という特長があります。こちらも併せて、詳細は下記リンク先をご覧ください。
語学を使う仕事といっても幅広く、特に語学力を必要とする仕事においては、語学はできて当然とも考えられます。「語学を使って何をしたいのか」という観点で仕事を考えてみましょう。国際的な仕事といっても、外国との取引を行う民間企業や、国際協力をする団体などさまざまです。自分が何をしたいのかを考えつつ、語学力を身につけてほしいと思います。立教大学の英語教育は8名程度のディスカッション授業をはじめ、徹底したレベル別少人数制の授業を実施しており、英語で発信できる力を養成しています。
小学校免許状は、文学部教育学科初等教育専攻課程に在籍する学生のみが取得できます。
他の学科で取得可能な免許教科については、下記のリンク先をご覧ください。